車検切れの給水車を業務で使用 上越市ガス水道局 クラッチ故障で判明
上越市は2024年10月2日、ガス水道局管路課の給水車1台が、1か月近く車検切れの状態で業務に使用されていたと発表した。走行中にクラッチが故障し、修理に出して判明した。事故やけが人はなかった。
給水車は9月3日に車検が満了していたが、同20〜30日の間の5日間で、断水工事に伴う給水作業などのため、浦川原区や大貫などへ109km走行した。30日に東城町2へ給水作業に向かう途中、クラッチが故障して走行不能となり、修理のため自動車整備業者に預けたところ、担当者が車検切れに気付いた。市は10月2日、上越警察署に届け出た。
同課によると、公用車を使用する際は運転管理表に用途や走行距離などを記し、表に記載されている車検の満了日も確認する決まりになっていた。5日間で4人が運転しているが見落とされていたという。再発防止に向け「車両管理票、運行管理表の確認を徹底する」としている。