【藤枝・かぶきもの】器からこぼれてるから! 規格外の“シビ辛”ラーメンとマッチョ店主
今回調査するのは、静岡・藤枝市に2023年オープンしたラーメン店「かぶきもの」。いろいろなモノが規格外だと話題の店です。本格マーボーのラーメンが超デカ盛りなだけでなく、店主も規格外でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ店主のボディーが規格外
早速、にむらあつとリポーターが向かいました。
店内は町の喫茶店のようなちょっぴりレトロな雰囲気。
「規格外」なものは見当たりませんが、店主が出てきて、すぐ何が規格外なのか判明します。
ピチピチのTシャツからは筋肉があふれ出そうです。
店主の八木佑樹さんは、趣味として始めた筋トレが高じ、10年ほどトレーニングを続けた結果、この筋肉に。
ボディービル競技の中の「メンズフィジーク」というコンテストで、数々の受賞経験を持つ超マッチョなラーメン店主なのです。
メンズフィジークは海にあう男を目指し体を格好良く鍛える競技。八木さんは静岡県と東海の総合チャンピオンにして、日本大会はマスターズで2位を獲得したことがあるそうです。
ベンチプレスは150kg以上をあげられるそうで、鍛え抜かれたボディーが「規格外」だと、お客さんの間で話題となっているんです。
「あふれさせています」
ところで、規格外のラーメンは八木さんのボディーとは全然関係ないとのこと。
一体、どんなラーメンなのか作ってもらいました。
かぶきもの・八木さん:
こちらが「シビ辛・麻婆豆腐ラーメン(950円)」です。いつもあふれさせています
にむらあつとリポーター:
八木さん、器のサイズが間違っていますよ!
どんぶりから豪快にあふれ出すマーボー豆腐は、インパクト抜群。
見た目重視の一杯かと思いきや、味もかなり本格的なんです。
立ち上る湯気から想像できますが、かなり熱々。
かぶきもの・八木さん:
本格的な四川マーボーをのせています。スパイスには中国から取り寄せた花椒(ホアジャオ)を使っていて、それが“シビ辛”になっています
マーボーの下は、鶏ガラスープのしょうゆベースのラーメンです。ラーメンとマーボーの相性がいいので辛いだけではなく、うま味が詰まっています。
ライスを一緒に注文して、マーボー丼にする人も多く、男性人気抜群のボリュームメニューです。
イタリアンなラーメンは見た目が規格外
さらに他にも、ちょっと変わったラーメンがありました。
「コク旨魚介鯛骨ラーメン(特製レアチャーシュー・1350円)」はタイの骨でだしをとったラーメンです。イタリアンのだしのとり方の手法をラーメン用にアレンジした一品。
元々はイタリアンのシェフだった八木さん。現在はイタリアンとラーメン店、2つの店を経営しています。
かぶきもの・八木さん:
普通のラーメンはこの辺りにいっぱいあるので、テーブルに届いたときにビックリするような、他とは違うラーメンを出せるようにしています
そんなコンセプトが店名の「かぶきもの」にも由来しています。
ちなみに大会に備え減量中の八木さん自身は、いまほとんど鶏ムネ肉にブロッコリーのいわゆる“ビルダーメシ”を食べる生活。
一方で体を大きくしたい時は、4500~5000キロカロリーを毎日とりたいので、ラーメンなら大盛り2杯を食べちゃうそうです。
うわさの「規格外」は本当でした。ガツンとカロリーをとりたい人も、店主のマッチョを見たい人も、ぜひ訪れてみてください。
■店名 ラーメンかぶきもの
■住所 静岡県藤枝市築地1-8-1
■営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00 ※日曜のみ~20:00
■定休 火夜・水