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屋良朝幸、中川晃教らに新たなキャストが加わり、約10年ぶりにミュージカル『SONG WRITERS』を上演

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musical『SONG WRITERS』

2024年11月6日(水)~11月28日(木)日比谷シアタークリエ(大阪・愛知公演あり)にて、ミュージカル『SONG WRITERS』が上演されることが決定した。

2013年秋、日本を代表する作詞家・森雪之丞と、俳優であり、演出家としても評価の高い岸谷五朗の二人の手による、本格派オリジナル・ミュージカル『SONG WRITERS』がシアタークリエにて初演された。森雪之丞の軽快にしてハートフル、そして謎が謎を呼ぶ脚本・作詞、さらには音楽プロデュース。岸谷五朗のスタイリッシュでスピーディな、そして抒情溢れる演出。そしてキャストたちの歌・ダンス・芝居とコメディセンスが相まって、観客を大いに沸かせたこの作品は2015年夏には早くも再演される大人気ミュージカルとなった。

その後、長らくその復活が待ち望まれていたが、この度、約10年の時を経て、待望の復活公演が実現する。

自信過剰な作詞家エディ・レイク役の屋良朝幸と、気弱な作曲家ピーター・フォックス役の中川晃教、お調子者の音楽ディレクターのニック・クロフォード役の武田真治、マフィアのボスのカルロ・ガンビーノ役を愛嬌たっぷりに演じるコング桑田ら、初演オリジナメンバーに加え、実咲凜音、相葉裕樹、青野紗穂、蒼木陣、東島京を新キャストに迎え、シアタークリエでの11月公演が決定。また、12月には大阪、愛知でのツアー公演が予定されている。

キャスト コメント

■屋良朝幸(エディ・レイク)……ブロードウェイでの成功を夢見る作詞家兼脚本家
約10年の時を経て再び『SONG WRITERS』の世界に飛び込む事ができるとは。当時30代前半だった自分が今ではね……。だからこそ、今の自分がどんな風にこの作品の世界とエディという人物を想像し、創り上げていくのか。再再演という気持ちより新しい冒険の始まりとして走り出していこうと考えています。当時の仲間、そして新たなメンバー。森雪之丞さんと岸谷五朗さんの大好きな2人のタッグ。最高のチームで皆さんにパフォーマンスを届ける事ができるように頑張ります。お楽しみに。

■中川晃教(ピーター・フォックス)……エディと幼馴染で気弱な作曲家
今回の再演が決まったタイミングで、ちょうど森雪之丞さんの古希のお祝いがあり、再び上演できる喜びや興奮を分かち合いました!この日は岸谷五朗さんの計らいのもと、僕と、武田真治さんが参加させていただきました。屋良朝幸さんは絶賛公演中とLIVEの真っ只中でしたが、でも私たちの『SONG WRITERS』への真心と共に、プレゼントを雪之丞さんにお渡しすることができました。思えば、これまで私たちが育んでくることができた友情は、この作品から始まりました。11月シアタークリエで私たちエディ・ピーター&フレンズにゼッタイに会いにいらしてください♪ お待ちしています!

■実咲凜音(マリー・ローレンス)……抜群の歌唱力を誇るミュージカル女優の卵
新しい作品、人との出会いは何よりもわくわくする事なので、お稽古が始まるのが待ち遠しいです。女優の卵マリーを演じさせて頂きますが、また新しい自分に出会えるのではないかと、今は楽しみで仕方がありません。私の持つパワーを出し切って、共演者の皆さんと共にエネルギッシュにお届け出来たらと思います!

■相葉裕樹(ジミー・グラハム)……ニューヨーク市警の刑事
ジミー役を務めます、相葉裕樹です。1976年のブロードウェイを舞台にしたこのミュージカルは、魅力的な音楽、感動的なダンス、そして思わず息をのむようなストーリーが詰まっています。この作品に参加できることを大変光栄に思い、素晴らしい物語を観客の皆さんにお届けすることが今からとても楽しみです。一緒にこの舞台を共有できることを心から期待しています。

■青野紗穂(パティ・グレイ)……カルロが経営するクラブのシンガー
素晴らしい作品、且つ約10年越しの再演に参加させて頂きとても感謝しています。今回ボスの愛人役として出演させていただきます青野紗穂と申します。ずっとご一緒したかった岸谷さんの元、精一杯素敵な作品になるよう精進して参ります。そして数々のソング・ライターズの皆様が大事に紡がれた楽曲を来てくださる皆様にお届け出来たら嬉しいです。 お会いできる事を心待ちにしております^_^

■蒼木陣(ベンジャミン・デナーロ)……カルロの手下
沢山の方に愛される作品の再再演。凄いことです。参加できることを心から嬉しく感じています。役者を始めた頃から歌での表現に漠然とした憧れがありました。二十代の終盤になる頃その目標が具体的になり、約二年前音楽劇『クラウディア』へ出演した際に前線で活躍される方々の表現を側で浴び、また演出 岸谷五朗さんのエネルギッシュ且つ愛に溢れた演出を感じて、なんて素敵な世界と出会えたのだと感動しました。再びの五朗さんとのご縁、そしてミュージカル作品に挑戦できる機会に感謝して懸命に取り組みたいと思います。

■東島京(アントニオ・バルボア)……カルロの手下
岸谷五朗さん演出の作品に出演させて頂けること、本当に嬉しいです。以前、五朗さんのワークショップに参加させていただいた際に、お芝居に対する熱量を肌で感じて「いつかお仕事でご一緒したい」と思っていた中、こうしてひとつの夢が叶うことに興奮がとまりません。名立たる方々のお芝居を間近で見れる幸せを噛みしめながらたくさん勉強し、しっかり食らいついて、皆さんが待ちのぞんでくださっている『SONG WRITERS』の世界を全力で生きようと思います。よろしくお願いいたします。

■コング桑田(カルロ・ガンビーノ)……イタリア系マフィアのボス
2013年初演、2015年再演、そして今回また呼んでもろて、ミュージカルを愛するギャングのカルロ・ガンビーノを演じる事が出来て無茶苦茶嬉しいです! 再演から約10年、正直言って老いは否めません。ですから、武田真治さん演じるニック・クロフォードの笑いのツボにハマる「アレ」は出来無いかもしれません事、お許しください。劇場でお待ちしてます!

■武田真治(ニック・クロフォード)……音楽出版社のディレクター
ビッグニューースッ!! 破茶滅茶に楽しくパワフルなミュージカル『SONG WRITERS』が約10年ぶりに帰ってきます! 思いっきり歌って踊って笑って泣くヤツです!しかも僕はまたご機嫌な あのニックを演じられるんだと思うと、今からワクワクが止まりませんっ! 前回よりさらに凄いものになることをお約束します。劇場でお待ちしてます!

CREATIVES コメント

■脚本・歌詞・音楽プロデュース……森雪之丞
再再演から歴史が始まる。『SONG WRITERS』は、夢を叶えようとする人々の群像劇です。と同時に、それは日本発のミュージカルを立ち上げようとした12年前の僕と岸谷五朗の物語でもあります。再演されることでオリジナル曲が愛着あるナンバーへと変貌し、話の顛末は同じでも毎回違う歌唱シーンをライヴのように楽しめるのがミュージカルの醍醐味。観劇後に朝まで熱く語り合ったN.Y.の日々が蘇ります。初演&再演の最強キャストに加え、ニューフェイスも集結してくれました。そう、約10年ぶりの再再演! ここからオリジナル・ミュージカルの本当の歴史が始まります。

■演出……岸谷五朗
雪之丞さんの「あったかな心」が詰まった、とってもキュートな作品『SONG WRITERS』! そしてまた、とってもキュートな俳優陣が人生の「時」を経て集まってくれる。この作品であるからこそ少し同窓会のような楽しみがある。そして新たなキャストが素晴らしき華を添えてくれるでしょう。ワクワクドキドキとは、こういう作品の稽古にあるのでしょうね。皆様の心も「あったか」にできるように頑張ります! 劇場でお待ちしております!

【STORY】
1976年、アメリカ。自信過剰な作詞家のエディ・レイク(屋良朝幸)と、気弱な作曲家のピーター・フォックス(中川晃教)の幼馴染の二人は、いつか自分たちの作ったミュージカルがブロードウェイで上演され、成功することを夢見て、作詞作曲に励んでいる。そんなある日、音楽出版社のディレクター、ニック・クロフォード(武田真治)がやって来る。二人の曲をボスが気に入ったというのだ。ただし契約には、今書きかけのミュージカルを一年以内に完成させること、そしてそのミュージカルに相応しいディーバを見つけることが条件だと言う。
そこへまた来客が。エディが偶然知り合い、その歌声に惚れ込んでしまったというミュージカル女優の卵、マリー・ローレンス(実咲凜音)だ。謎めいたマリーだったが、ひとたび歌い出すと素晴らしい歌声を披露してみせる。彼女こそディーバだ!
一方、ここはエディが書き始めた物語の世界。マフィアのボス、カルロ・ガンビーノ(コング桑田)は、内通者の刑事、ジミー・グラハム(相葉裕樹)のおかげでニューヨーク市警の手から逃れ、手下のベンジャミン・デナーロ(蒼木陣)やアントニオ・バルボア(東島京)らと共に、裏社会のビジネスに広く手を染めている。クラブ歌手でカルロの情婦でもあるパティ・グレイ(青野紗穂)は、ジミーの元恋人。二年前に突然別れを切り出されたことが腑に落ちず、未だにジミーに心を寄せているのだった…。
エディの描く物語に、ピーターとマリーは手応えを感じていた。そこへ、ニックが朗報を持ってやって来る。二人のミュージカルに、有名プロデューサーからの投資話が持ち上がり、しかもマリーをこの作品でデビューさせたいというのだ。それを聞いた三人は大喜びする。
けれどエディは物語の執筆に支障をきたし始めていた。物語と現実が入り交り、ストーリーが勝手に悲劇へと進んでいく。エディは自身のミュージカルの世界の中に取り残される…

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