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新型の加熱式たばこ「IQOS ILUMA i シリーズ」発売!一時停止などの新機能搭載

おたくま経済新聞

「IQOS イルマ i プライム」、「IQOS イルマ i」、「IQOS イルマ i ワン」の3機種がラインナップ

 フィリップ モリス ジャパンが、加熱式たばこの新型「IQOS ILUMA i シリーズ」を3月13日に発売。全国7店舗のIQOSストアやIQOSオンラインストアなどで販売されています。

 同日には新製品発表会が開催され、「IQOS ILUMA i シリーズ」の詳細が明かされました。

「IQOS イルマ i プライム」と「IQOS イルマ i」には、タッチスクリーンが搭載

 「IQOS イルマ i シリーズ」は、「IQOS イルマ i プライム(税込9980円)」、「IQOS イルマ i(税込6980円)」、「IQOS イルマ i ワン(税込3980円)」の3機種。※掲載価格はメーカー希望小売価格。

 販売場所は、3月13日よりIQOSストアやIQOSオンラインストアの他、IQOS LINE公式アカウント、IQOSショップ、IQOSコーナーなどにて。4月16日からは、全国の主要コンビニエンスストアや一部のたばこ取扱店でも販売が行われます。

 他にも「IQOS イルマ i シリーズ」と、これまでの「IQOS イルマ シリーズ」の両モデルで使用できるアクセサリーも新たに22種加わり、計41種のアクセサリーを展開中です。

 今回の製品発表会は、「IQOS」が日本で発売されて2024年で10周年ということもあり、記念すべき年にふさわしい演出も。イベント開始15分前からはグランドフィルハーモニック東京による素敵な演奏で、会場を盛り上げます。

 イベントが始まると、和太鼓奏者・木村善幸さんの迫力のステージ。その後、グランドフィルハーモニック東京の演奏とともに登場したのは書道アーティストのMaaya Wakasugiさん。ステージに広げられた和紙に大きな筆で「道」という漢字を体いっぱい使って力強く書きます。圧倒的なパフォーマンスに会場のすべての人がくぎ付けとなりました。

 そこにフィリップ モリス インターナショナル 最高経営責任者のヤツェック・オルザックさんも登壇。「IQOS 10 Year Anniversary」のロゴにヤツェック・オルザックさんは「1」、Wakasugiさんは「years」と加えて完成させます。会場は大きな拍手に包まれました。

■ 「変革」「感謝」「祝賀」

 イベント後半はオルザックさんによる「IQOS イルマ i シリーズ」のプレゼンテーション。オルザックさんは「これまでの10年」を振り返り、「これからの10年」を展望する時に浮かぶ言葉は「変革」、「感謝」、「祝賀」の3つだといいます。

 オルザックさんによると、2023年12月現在、世界中で約2000万人以上の成人喫煙者が紙巻たばこの喫煙をやめてIQOSに切替えており、「変革」への道を歩み出しているそう。この出発点となったのが2014年の日本で、「私たちは煙のない社会の実現に全力を注いだ」と振り返ります。

 しかし、IQOSを発売した当初は成人喫煙者がすぐに受け入れてくれるのかまだ確信がなかったそう。このような状況の中、日本の喫煙者がいち早く煙の出ない製品を受け入れてくれたことを心から「感謝」していると語ります。

 ちなみに加熱式たばこのカテゴリーは、日本のたばこ市場全体の約40%を占めており、2023年末時点で、日本国内では850万人以上の20歳以上の成人喫煙者がIQOSに切替えているとのこと。

■ 一時停止が可能なポーズモードなどを搭載

 ここで3つ目の言葉「祝賀」へ。今回のイベントでIQOSの日本発売10周年を祝うと同時に最新モデルのデバイスをお披露目し、次の10年のスタートを切るにあたって、IQOSを新たな高みに引き上げることを光栄に思うとオルザックさん。

 「この祝賀をさらに輝かせるため、私たちは『IQOS ILUMA i シリーズ』の発売をこの場で発表します」と報告。これは「紙巻たばこの世界を終焉させる」というビジョンに対して一歩前進したものであり、紙巻たばこのない未来へ向けてその動きが加速できるようにするものでもあると語ります。

 「私はこの最新モデルのデバイスをとても気に入っています」とオルザックさん。「IQOS ILUMA i シリーズ」には、いくつかの柔軟で適応性の高い新機能を追加したと明かします。

 「IQOS イルマ i プライム」と「IQOS イルマ i」には、タッチスクリーンが搭載されており、ユーザーは必要なデバイス情報を素早く一目で確認することが可能。自分の体験をパーソナライズできるそう。

 さらにポーズモードも追加。ユーザーは使用中に一時停止が可能となり、中断したところから使用を再開できるので、スティックを無駄なく使用できるのだといいます。

 他にもフレックスパフという機能も搭載。吸い終わりが近づくと、デバイスが自動で分析してあとどれくらい吸えるのか設定してくれる仕組み。人によって吸い方が違う点に着目した機能で、初期設定は14口ですが、使用状況に応じて最大4口が追加されるそうです。

 オルザックさんは「IQOS ILUMA i シリーズ」について、企業ビジョンである「煙のない社会」の実現にまた一歩近づける製品と自信をのぞかせます。最後に「これからの10年あるいはそれよりも前に、日本が煙のない社会として認識されるようにする」と目標を掲げていました。

取材協力:フィリップ モリス ジャパン合同会社

(取材・撮影:佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024031405.html

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