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【横浜市港南区】県慰霊祭剣道大会 港南警察署が優勝 50年ぶり2度目の栄冠

タウンニュース

50年ぶりの優勝を果たした剣道チーム=同署提供

神奈川県警察学校(栄区)で10月22日に行われた「令和7年慰霊祭柔道剣道大会」において、港南警察署(徳原太朗署長)が剣道(警察署対抗試合B組)が優勝した。同署の優勝は50年ぶり、2度目の栄冠を勝ち取った。

「誇らしい」

1975年以来の優勝に剣道教士7段でもある徳原署長は「非常に嬉しいし、署員が誇らしい」と署長室の優勝旗を見ながら微笑んだ。剣道に参加したのは、籾山朋花巡査(二段)、有吉真樹子警部補(同)、坂田卓郎巡査長(同)、佐藤翼巡査部長(同)、市川祐次巡査長(初段)、松本和輝巡査(同)、高崎翔吏巡査長(二段)の7人と、錬士7段の監督、村山仁巡査部長。県内54署を規模別に分け、港南署は18署が参加するB組の中規模署同士の試合となった。先鋒、次鋒、中堅、副将、大将の5人の団体戦で優勝チームを決める。試合は2分30秒。

1回戦は、座間署と戦った。最終戦までのスコアは1勝2敗1分けと劣勢に追い込まれた。大将を務めた佐藤さんは「初戦だったし、すごく緊張した」と話すも、残り数秒で1本勝を決め、2勝2敗1分けの本数勝ち(※同スコアの場合は、1本勝の本数が多いチームが勝利となる)で次戦に進んだ。2回戦は相模原北署。ギリギリの展開を経験し、体も温まったメンバーは力を発揮3勝1敗1分で準決勝へ進出。

準決勝の対戦相手は、同じ横浜市内の青葉署。初戦同様の力が拮抗する相手に、1勝4分けで5人が負けることなく、決勝へ進んだ。しかし、準決勝でアクシデントが発生。大将を務めていた佐藤さんが足の指を裂傷するけがを負った。そこで、決勝では佐藤さんを次鋒にし、ここまで負けなしの松本さんを大将に変更。先鋒の籾山さんが勝ち、次鋒の佐藤さんも負傷しながら気力で勝ちをとり2連勝とするも、中堅で負け、副将で引き分けと、しびれる展開に。優勝旗のかかった試合で松本さんが引き分け、50年ぶりの栄冠を手にした。大将を務めた松本さんは「稽古をつけてくれた署長や村山先生に結果で恩返しできて良かった」と破顔した。

一方、柔道チーム(B組)は、1回戦の秦野署、2回戦の旭署を勝ち上がりベスト4に進出するも、決勝をかけた高津署戦で惜しくも敗れ、3位となった。

足を負傷した佐藤さん(右)
柔道チームメンバーら=同署提供

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