【倉敷市】「あつまれ!小学生 」箭田小学校編(2025年10月4日放送)~ 『元気な子ども』の秘密は地域にあり!箭田小学校と校区の宝物を紹介
FMくらしきで、毎週土曜日午前8時から午前9時まで放送している「あつまれ!小学生」。
パーソナリティの阿部あすかが倉敷市内の小学校を訪れ、学校や校区の魅力、そして大きな夢を語る子どもたちに取材する番組です。子どもたちの生の声を通じて、地域の魅力を改めて感じられます。
2025年10月4日(土)の放送回では、倉敷市真備町にある「箭田小学校」のようすを紹介しました。
元気いっぱいの子どもたちの声をお送りします。
この記事は株式会社エフエムくらしきによる寄稿記事です。一般社団法人はれとこ編集部が編集し、公開しています。
FMくらしき「あつまれ!小学生」
「あつまれ!小学生」では、訪問先の小学校の6年生に直接インタビューし、みんなが通う学校の魅力を深く掘り下げていきます。また、小学生の視点で語られる地域の良いところや好きなところを紹介する「校区自慢」も注目です。
わくわくする将来の夢を語ったり、いつも一緒にいる家族への感謝の気持ちを伝えたり……思わず大人も胸が熱くなる、心温まるインタビューもお送りします。
今回訪問したのは、倉敷市真備町にある箭田小学校です。児童数は約238名、1年生から6年生までみんな仲が良く、明るい雰囲気の学校でした。
箭田小学校の魅力について、さっそく子どもたちに語ってもらいました。
箭田小学校について
トップバッターで学校紹介するのは、森木遥也斗(もりき はやと)さんです。
みんなから温かく見守られるなか、はきはきと発表してくれました。
森木さんがまず教えてくれたのは、箭田小学校のある真備町の歴史についてです。
箭田小学校は、倉敷市真備町の中心部に位置しています。
約1300年前に遣唐使で活躍した吉備真備(きびのまきび)の生誕の地として、学校の周りには「まきび公園」や「吉備真備駅」など吉備真備にちなんだ名所がいくつもあります。
続いて紹介してくれたのは、箭田小学校の教育目標です。
「元気な子ども」「思いやりのある子ども」「進んで学ぶ子ども」の三つの目標を持っており、児童たちはこの目標のとおり、平成30年7月豪雨災害の被災にも負けず、みんなで助け合いながら学校生活を送っていると話します。
また、いろいろな学校行事があることも箭田小学校の魅力です。春にはスポーツフェスティバル、秋には学習発表会や遠足、社会科見学など、四季に合わせた行事が数多くあります。
6年生になると、地域の人たちと協力して学区内の遺産を巡る「歴史探訪ウォークラリー」がおこなわれ、ふるさとの歴史を楽しく学んでいるそうです。
最後に、令和4年度にできた屋根付きの新しいプールについても教えてくれました。天候を気にせず、快適に水泳に励めるのは、子どもたちにとってもうれしいニュースですね。
箭田小学校は、歴史と伝統を大切にしながら、子どもたちが目標を持って元気に成長できる、素敵な学校でした。
箭田小学校の児童が語る「学校&校区の自慢」
続いて、子どもたちが誇りに思っている「学校や校区の自慢」を紹介します。
3人の小学生に、学区の魅力を教えてもらいました。
1. 真備町名物の絶品たけのこ
最初の発表者は、土師悠生(はじ ゆうき)さんです。土師さんは、箭田の特産品であるたけのこの魅力を二つ教えてくれました。
一つ目は食感です。
コリコリしていたり、柔らかかったりと、さまざまな食感をおいしく楽しめるのが、真備町のたけのこの特徴だそうです。いつか食べる機会があれば、食感にも注目してみたくなります。
二つ目はどのような料理にも合うことです。
箭田小学校の給食にもたけのこが出るときがあり、コリコリ食感のお味噌汁から、柔らかい歯ごたえを楽しめるサラダ料理まで、さまざまな料理で楽しめます。
地元では当たり前のように食べられているたけのこですが、実は箭田のたけのこは全国的にも有名なブランド品です。給食で味わえる地元の食材のおいしさを、大人になっても忘れずにいてほしいと思います。
2.地域の人々の憩いの場「まきび公園」
続いて、伊津井夏音(いつい かのん)さんが紹介してくれたのは、まきび公園です。伊津井さんが考えるまきび公園の魅力は三つあります。
一つ目は八田神社です。
お正月になると、多くの人がお参りに訪れます。くじ引きで新年の運試しもできるため、地域の人たちで賑わっているそうです。
二つ目に紹介するのは、アイスが食べられるたけのこ茶屋です。たけのこ茶屋のアイスは季節によって変わり、一年中飽きずに楽しめると話してくれました。
そして三つ目は、豊かな自然があることです。
きれいな池には鯉がいたり、春には桜が咲いたりと、四季を味わえる美しさがあります。フォトグラファーやコスプレイヤーも、美しい景観を求めて、よく撮影に訪れるそうです。
伊津井さんは、まきび公園がある箭田のことが大好きだと話してくれました。地域の憩いの場として、子どもたちからも親しまれているのが伝わってきます。
3. 災害時、心強い味方となる「まびふれあい公園」
最後に、中原千夏(なかはら ちなつ)さんが発表してくれたのは、まびふれあい公園です。
まびふれあい公園は新しくできた公園で、遊具や芝すべりなどを楽しめる子どもたちの遊び場となっています。園内には、有名な建築家である隈研吾(くま けんご)さんが設計した「竹のゲート」と呼ばれる建物があることも特徴です。
しかし、まびふれあい公園はただの公園ではなく、災害時には避難所としても活躍します。水が飲める場所も用意されており、いざというときにも安心して利用できる防災拠点です。
2024年の真備・船穂総おどりの会場にもなったまびふれあい公園。中原さんは「お店もいっぱい出ていたけど、友だちと走って遊べたことが一番楽しかったです」と話してくれました。
まびふれあい公園は、子どもたちにも好かれている自慢の遊び場であり、地域の安全を守る場所でもあるのですね。
箭田のおいしい名物から、子どもたちに愛されている公園まで、箭田の魅力をたっぷりと紹介してもらいました。
まきび公園やまびふれあい公園に行けば、元気いっぱいの箭田小学校の子どもたちと出会えるかもしれません。みんなで温かく見守っていきましょう。
未来へ向かう子どもたちの声
学校の魅力をたっぷり教えてもらった後は、みんなの将来の夢についても尋ねました。
今回インタビューに答えてくれたのは12名です。
コンビニの店員やコメリの店員など、身近に見てきたお仕事に憧れる子どもから、インフルエンサーや公務員、獣医、服屋さんなど、個性あふれる答えが返ってきました。保育士になりたい人も多かったです。みんなの未来の姿を想像すると、わくわくしますね。
「好きなこと」を原動力に挑戦する子どもたちの姿は、私たち大人にも大きな勇気と感動を与えてくれました。
箭田小学校の皆さん、ありがとうございました。
おわりに
「あつまれ!小学生」では、子どもたちの声を通じて、今後も学校や地域の魅力を皆さまにお届けします。
小学校を訪問するたびに、先生がたや地域の皆さまの温かい支援のもとで、子どもたちが毎日成長していることが伝わってきました。
地域の子どもたちが健やかに、そして楽しく過ごせるよう、エフエムくらしきは今後も見守り続けてまいります。