藤本冬香が初めてづくしで挑んだ1st写真集【インタビュー】
元SKE48の藤本冬香が、1st写真集『無防備な私』を5月18日に発売した。グループ卒業直後に届いたという驚きのオファーから、初めて臨んだランジェリーグラビア、タイでの撮影秘話、そして憧れの存在まで、今の率直な思いを語ったロングインタビューをお届けする。
Photo/佐賀章広
Text/Pop'n'Roll編集部
――写真集のお話が来た時のことを振り返っていただけますか?
藤本冬香:SKE48を9月30日に卒業し、その2日後には地元・広島に帰っていて「広島を拠点に活動していくぞ!」と頑張っていたところに「写真集を出しませんか」というお話をいただきました。まさか自分が写真集を出せると思っていませんでしたし、在籍中も絶対無理だろうなと思っていて。卒業してすぐのタイミングでお話をいただいて、びっくりしたのが最初の気持ちでした。
――グループに在籍していた頃は、写真集に対してどのような思いがありましたか?
藤本冬香:今までは先輩たちが写真集を出すというイメージがあったのですが、同期や後輩が写真集を出すと「いいなあ、自分には無理なのかな……」という気持ちで羨ましく思っていました。
――卒業してから声が掛かるのは、藤本さんの魅力だと思います。自身で思うチャームポイントはどこでしょう?
藤本冬香:笑顔と、嘘をつかないところです。
――写真集という1冊の形になるのは、グラビア撮影とも違いましたか?
藤本冬香:私は卒業するラスト1年の間に3〜4回グラビアを経験しただけでした。その時の撮影は笑顔で撮ったイメージでした。でも今回は大人っぽく、ライトとかも調節して暗めだったり、表情も笑顔だけではなくて、写真集ならではの違いをすごく感じました。
――初めてずくしの写真集だったそうですね。
藤本冬香:ランジェリー姿も初めてですし、まず海外に行くことが初めてでした。海外では食べ物が食べられるかどうか最初は心配していましたが、意外と全部が美味しくて、その不安はすぐに解消しました。香辛料をたっぷり使った料理が多くて、グリーンカレーなど香辛料や辛さもあるので、日本では味わえない味を楽しめました。
――タイ料理、美味しいですよね。
藤本冬香:ただ……マンゴーライスという白米の上に甘いマンゴーを乗せた食べ物を試してみたんですけど、それだけは私の口には合わなかったです(笑)。でも、タイならではの食べ物だなと、いい人生経験になりました!
――タイで印象深かったスポットはどこですか?
藤本冬香:クラビという観光地は大きな岩が有名なビーチで、日本にはないレベルの岩でした。海外らしさや自然のパワーを感じましたし、海のエメラルドグリーンの美しさに感動しました。
――個人的にスマートフォンで撮りまくったり?
藤本冬香:撮影がタイトで自撮りは少なかったのですが、クラビの岩はすごく撮っていましたね。
――お気に入りの衣装はありますか?
藤本冬香:黒のランジェリーは一面で大きく使われているんですけど、表情も大人っぽくを意識したのでお気に入りの写真です。
――お気に入りのカットはありますか?
藤本冬香:銅像と一緒に撮った写真は、先行カットで出したところ「似てる!」ってファンの方からコメントが来たので愛着があります(笑)。
――苦労したカットがあれば、裏話も含めて教えてください。
藤本冬香:最後の方でバラを散らしたカットがありますが、生花なので、茎が残っていたり、葉が汚れていたり……。それをスタッフさんが1枚いちまい綺麗になるように拭き取ったりして準備してくださいました。バラは置いているのではなく、「せーの」でフワッと落としています。タイミングが合わずなかなか時間がかかりましたが、一丸となって作ったという思い出のカットです。
――初めての写真集、点数をつけるなら何点ですか?
藤本冬香:100点満点です! それこそ裏話なんですけど、ピンクの衣装や黄色のワンピースのカットは、もともと違う衣装を用意していたんです。「もう28歳だし、ピンクは無理です!」とスタイリストさんに伝えていたのですが、「現地に行ったら気持ちが変わるから、一応持って行くね」と持ってきてくださっていて。やっぱりピンクがいいかもって直前で変えたんです。この撮影のおかげで、今まで否定していた自分が、人から見たら「いいよ」と言ってもらえたりするので、新しい自分の一面を知れたきっかけになりました。
――自身の意外な一面を知ることができたと。
藤本冬香:はい。夕日をバックにした赤い衣装の写真がありますが、それは自分にとっては映画の1シーンみたいで驚きました。
――改めて、この1冊で伝えたいことはありますか?
藤本冬香:私を長年応援してくださっている方には「これまでのふゆっぴだ」と安心してもらえるような等身大の笑顔がありつつ、こんな一面もあったんだとランジェリーカットで見せた大人な一面も楽しんでもらえると思います。
――タイトルの「無防備」にかけて、最近の自身の無防備エピソードはありますか?
藤本冬香:今、地元・広島に戻ったんですけど、私の実家の方は結構田舎で、1人暮らしを始めまして。玄関のチャイムが鳴ると、誰とも確かめずに開けちゃうという……(苦笑)。
――危ないから!せめてインターホンを使って、チェーンをしてください!
藤本冬香:そうですよね(笑)。ちゃんとインターホン使って確かめてから開けます、気を付けます!
――Pop’n’Rollはアイドルが多く登場するサイトです。藤本さんにとっての「アイドル」とは?
藤本冬香:アイドルの象徴といえば、48グループですね。私は48グループに出会わなかったらアイドルになりたいと思っていないし、こうなっていなかったです。48グループこそがアイドルの原点であり頂点です。
――具体的にどなたか憧れの存在はいらっしゃいましたか?
藤本冬香:惣田紗莉渚さんです。在籍中もよくしていただいていて、私がSKE48を受けようと思ったのは惣田さんがいたからです。ドラフト1期生なんですよ。20歳の時にオーディションを受けられていて、惣田さんがいなかったら私も20歳の時にオーディションに挑戦しようと思わなかったです。年齢関係なく挑戦する姿が素敵だなと思って、ずっと憧れていました。
藤本冬香
1998年4月3日生まれ、広島県出身。
2025年9月30日をもってSKE48を卒業。卒業後は地元広島を拠点にタレント活動。
『藤本冬香1st写真集 無防備な私』
撮影:田中智久
定価:本体 3,800円+税
仕様:A4判/128ページ
発行:株式会社 KADOKAWA
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