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猫の『おなら』がいつもより臭い時に考えられること4つ

ねこちゃんホンポ

まずはおならが出る仕組みから

生物の身体には食事で飲み込む空気と消化で生まれるガスが常に存在していて、大部分は血液中に取り込まれて呼吸と共に出ていきます。これは正常な活動で特におかしなことではありません。

しかしこれを超えて空気を飲み込んだり、お腹でガスが発生したりすると、おなら(やゲップ)が出るのです。

おならが臭くなる理由は?

健康なら腸内細菌はビフィズス菌など善玉菌が活発なので、おならはそれほど臭くなりません。臭くなるのは悪玉菌が異常活動するからです。

その主な原因は消化不良。胃腸の動きが悪くなると腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が活発になって臭いガスをつくります。そのためおならが出やすくなり、においもきつくなるのです。

消化不良の原因として考えられること4つ

1.食べ過ぎ

1回に食べる量が多いと胃腸に負担がかかるのは猫も人間も同じです。

年齢によっても1回量は変わりますので、様子を見ながら食事回数を調整しましょう。

2.フードを変えた・慣れないものを食べさせた

初めてのフードメーカーや、初めてのご馳走(お刺身など)は要注意。食べ慣れないものが入って来ると、消化が追いつかないことがあるのです。

ドライフードなら1週間くらいかけて、ウエットフードやオヤツなら少量ずつ。様子を見ながらが食べさせるのが猫のお腹に優しい食べ方です。

3.下痢や便秘

便秘をすると悪玉菌が増えやすくなりますが、下痢も善玉菌が流れ出て腸内環境にはよくありません。

便秘気味な猫にはまずフードの見直しや運動を。お腹のゆるい猫には早めの検査・治療がおすすめです。

4.ストレス

ストレスも胃腸の調子を崩す原因です。引きこもりや食欲不振など他の症状と共におならのにおいがいつもと違うようなら、腸の機能が低下しているということ。

ストレスの原因を取り除く・慣れさせる・逃げ場を作るなどの方法で、猫の心の負担を軽減させてあげましょう。

まとめ

「この子最近たまに臭いなぁ」と思ったら、まずはお尻をチェックです。

お尻がきれいで肛門線にも問題がないようなら、おならのせいかもしれません。ウンチと同じくおならも健康のバロメーター。

ここで挙げた4つに心当たりがないかどうか、じっくり検証してみてくださいね。


(獣医師監修:唐野智美)

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