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幸ケ谷小学校で７月18日、神奈川消防署の署員による着衣泳の授業が開催された。

プールや海、川などで遊ぶ機会が増えることが想定される夏休みを前に、子どもたちに水に潜む危険やそれへの正しい対処法を学んでもらおうと開催。６年生の２クラスが２グループに分かれて、それぞれ座学と実技で海や川に潜む危険やその対処法を学んだ。

座学では、海と川の危険なところを署員の説明を聞きながら確認した。海では、岸から沖へ向かって流れる「離岸流」について勉強。「波がないところは要注意。流されたら岸の方ではなく横に泳いで通常の波の流れのところに逃げる」ことを学んだ。

プールで行われた実技では、水着の上から衣服を着て、着衣による水中での動きづらさを体感した。もし落水してしまった時に仰向けで呼吸をしながら待つ「背浮き」にも挑戦。「着衣泳は泳ぐのではなく、安全に助けを待つためのもの」と署員の説明を聞き、体の力を抜くことや息を大きく吸うことなど上手に浮くためのコツを体で覚えた。また、ペットボトルやバスケットボール、バケツなどで物につかまることで浮かびやすくなることも学んだ。

谷石宏之校長は、「今日学んだことを忘れずに、楽しい夏休みの思い出を作ってほしい」と振り返った。