JR北海道の733系4000代はどんな電車なのか
JR北海道は7月、同社の公式YouTubeチャンネルで「733系4000代通勤形交流電車」の紹介動画を公開しました。快速「エアポート」用の車両として、2024年秋以降、順次運用を開始する予定です。
733系は2012年、札沼線の桑園~北海道医療大学間の電化開業にあわせて登場した形式。731系のコンセプトを継いだステンレスのオールロングシート車です。
2014年に快速「エアポート」用の3000代が登場。4号車「uシート」は全席回転式のリクライニングシートとなっています。
4000代はおおむね3000代を踏襲した仕様となっていますが、乗降口周辺で機器配置などを見直しており、車椅子やベビーカーで利用できるスペースは編成内6カ所に設置されます。
またJR北海道としては初めて客室内全ての表示器を液晶ディスプレイ化するなど、細かな点でグレードアップが図られています。
同社広報部によりますと、4000代の投入は老朽化した車両の更新や快速エアポートの輸送力強化を目的としたもの。導入予定数は42両で、これは既存の721系車両の老朽取替に伴う導入となります。