READY TO KISS[ライブレポート]”猛暑の夏を巡る旅”東名阪ワンマンツアーファイナル公演開催!
READY TO KISSが、7月27日(日)にダンスホール新世紀にて、<READY TO KISS 東名阪ワンマンツアー~限界TRIP~>のファイナル公演を開催した。
TRIPのタイトルに相応しい“旅”を感じさせる曲たちを多くラインナップ。さらに、夏が似合う新曲(夏曲)も披露。
本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。
会場に足を運んだ乗客たちと何が待ち受けているのかわからない秘密の旅行をこれから始めようと、READY TO KISSのライブは「トップシークレット~切ない極秘事項~」からフライト。彼女たちの歌声とパフォーマンスを抗力に、フロア中から飛び交う熱情した声を推進力に、みんなで青空が広がる眩しい空間に飛び立った。曲中、メンバーらに向けて飛び交う熱いコールが胸を熱く騒がせる。
この飛行機が向かう先は、何処?!「LONG DISTANCE~長距離エアプレイン~」が始まるのに合わせ、場内中から熱いMIXが飛び交う。彼女たちが《会いたくて会いたくてたまらないよ》と思いを熱くぶつけるたび、同じように思いをぶつけ返したくなる。いや、とっくに熱い声が飛び交っていたからこそ、7人はその声をさらに推進力にしながら元気いっぱいに弾けていた。メンバーが叫んだ《大好きー》の声に《俺もー》と返す、そのやりとりも胸圧だ。旅には、ときにトラブルやハプニングもつきもの。彼女たちはダウナーでラウドな「ブラブラブラ」に乗せ、乱気流の中を力強く突き進むように《絶好調 最高潮 大優勝》と叫びながら気持ちを鼓舞し、乗客たちと一緒に世界中の誰よりも逞しく突き進んでゆく。
次のブロックは、今回のツアーのタイトルにもなっている最新曲「限界DRIP」から。今の彼女たちに限界なんて言葉は似合わない。この日も、心のエンジンをフル回転しながら7人は元気いっぱいに弾けていた。君が好き過ぎて限界だと彼女たちは歌う。それは、ここに集まった乗客たちも一緒。だから声を張り上げ、一緒に限界を超えようとはしゃいでいた。
続いて飛びだしたのが「ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー」。暑くて熱い景色の中、この甘酸っぱい刺激がハートへさらに元気をチャージしてゆく。心を少しビターな色に塗りながら、あの頃の体験や景色を甦らせるように思いを馳せていた。思い出を巡る先は、灼熱の太陽の光が降り注ぐタイの地へ。「タイに行きタイ」を通して、彼女たちは素敵な旅をくり広げる。胸をドキワクさせる最高のダンスポップチューンだ。でも、機会があれば歌詞をじっくりと読み込んでほしい。ちょっぴり胸が涙色に染まるかも。そんな心の旅も、今は躍動するダンスビートに乗せて眩しい姿に変え、7人と一緒に声を張り上げて楽しみたい。
「エメラルド・クリームソーダ」のイントロが鳴った瞬間、気持ちも高鳴った。メンバーらに向けて飛び交う《お前が一番》コール。彼女たちがスカートの裾を翻し、軽やかに歌い踊るたび、気持ちがシュワシュワっと弾けだす。甘くて刺激的な姿に胸がドキドキする。だから、メンバーに向けて《お前が一番》と叫ばずにいられなかった。
終わることを忘れたこの旅は、次にどんな心の景色を見せてくれるのだろう。そんな期待をフロア中の人たちが爆裂した声にし、「STAR LIGHT~星色のこの気持ち、空に映れ~」に乗せて《お前が一番×3》と叫び続けていた。そぅ、欲しいのはこの気持ち。《世界中に向けてこの気持ちを》響かせたい。
MCでは、次にREADY TO KISS初めての夏曲&タオル曲を披露すること。振り付けをSAY-LAの花園あきが「限界DRIP」に続いて付けてくれたことを伝えていた。
新曲の「猛暑モーション」は《猛暑 猛暑 モーション》と弾けた声で歌う姿も印象的なテンション爆上げ曲。ライブでこの曲に触れたときは、彼女たちと一緒に手にしたタオルを頭上高く振り回し、《猛暑 猛暑 モーション》と叫んでほしい。猛暑が吹き飛ぶ…どころか、その空間が外の気温以上にアチアチの酷暑になる可能性も高いけどね。でも、その暑さを一緒に感じあってこそ夏曲であり、今の季節に似合う楽しみ方だ。
《1秒先も君のそばで》と、お馴染み「秒シミュレーション」を歌いだしたのを合図に、フロア中の乗客たちのテンションが爆上がる。たとえメンバーは変わろうと、10年以上READY TO KISSのライブに熱狂を作り続けてきた曲だもの。場内中から終始熱い声が飛び交うのも当然だ。
この楽しい旅は、現実を飛び越え、過去や未来だって行き来してゆく。彼女たちは、この先に待ち受けている未来へと続く虹のアーチを飛び越えていこうと、どしゃぶりの困難の中さえも心に笑顔の光を差しながら乗り越えていこうと「Rainbow Arch」を歌っていた。この場にいるみんなと一緒に雨上がりの空に虹をかけていこうか。その先へ広がる未来へ向けて…もちろん、合い言葉は《Rainbow Arch》だ。いつもはメンバーの卒業ソング/旅立ちの歌として歌われることの多い「その先の未来へ」が、この日は、ここまで一緒に旅を続けてきた仲間たちと思いや思い出を振り返りながら、その先に待っている輝く未来へ共に飛んでいこうと呼びかける声にも感じていた。
ライブも終盤戦へ。荒々しいギターの音が鳴り響くのを合図に「恋愛狂奏曲」が飛び出せば、場内中からも野太い声が飛び交いだす。《君に恋した》気持ちを互いに熱く熱くぶつけあうようにライブは進んでゆく。爆裂したこの気持ちは、もう止まらない?! まさに、そんな気分だ。メンバーらがステージ上でサークルを描く姿も胸熱だ。最後は、やはりあの魔法の言葉を交わしあいたい。READY TO KISSが旅の最後に届けたのが「ChuChu」だ。場内中の乗客たちが腹の底から声を張り上げて騒ぎだす。そして《ChuChu好きだよ》の声に、全力で《俺もー!!》と返していた。ChuChuの魔法が心を嬉しく掻き乱し、狂わせる。だから彼女たちが《ChuChu好きだよ》と告白するたびに《俺もー》と声を張り上げずにいられなかった。終盤、サインボールを投げていたことも最後に伝えておきたい。
アンコールは、《恋してる君にしてる》と胸に秘めた思いを告白する「君恋」からスタート。メンバーらは胸が疼くように歌うが、場内中からはヒートアップした熱い声が飛び交いだす。恋してる時のように高ぶったこの気持ち、思いきり爆発させずには治まらない。メンバーたちは胸に熱く滾る思いを抱きながらも曲の世界へ気持ちを染めて歌うが、反して乗客たちはずっと熱狂し続けてゆく。でも、それこそがライブらしい姿じゃない。
ここから、ふたたび気持ちのモードを一つに重ねようと、メンバーたちも明るく弾む声を魅力に「MY WAY」を歌っていた。互いに高めあい、好きの気持ちを一つに重ね、ぐんぐん駆け上がる。そんな風に感じながら終始心を高ぶらせていた。もう心の中いっぱいに無敵なパワーがあふれている。今宵の旅の最後を飾ったのが「ムテキモード」だ。好きや楽しい気持ちが急上昇してゆく。フロア中から轟くオーイング。互いにハートをドキドキときめかせ、一緒に無敵な気持ちになって、最後の最後まで爆上がっていた。
猛暑の夏らしい、限界を忘れてずっと熱狂し続けるライブを見せてくれたREADY TO KISS。夏はまだまだ続く。ぜひ配信リリースも決まった「猛暑モーション」な日々を彼女たちと作りながら、今年も忘れられない夏の思い出を作ってほしい。8月20日には五反田G2の定期公演で《全曲披露ライブ》を、10月22日には渋谷WWWでREADY TO KISSの12周年ワンマン公演も決定。
READY TO KISS 東名阪ワンマンツアー~限界TRIP~ファイナル公演
日時:7月27日(日)
会場:ダンスホール新世紀
「トップシークレット~切ない極秘事項~」
「LONG DISTANCE~長距離エアプレイン~」
「ブラブラブラ」
MC
「MY WAY」
「ムテキモード」「限界DRIP」
「ブルーベリー・ヨーグルト・スムージー」
「タイに行きタイ」
「エメラルド・クリームソーダ」
「STAR LIGHT~星色のこの気持ち、空に映れ~」
MC
「猛暑モーション」(新曲)
「秒シミュレーション」
「Rainbow Arch」
「その先の未来へ」
「恋愛狂奏曲」
「ChuChu」
MC
ー ENCOREー
「君恋」
MC
①10/22(水)12周年ワンマンライブ決定
会場:渋谷WWW
②新曲「猛暑モーション」デジタルリリース決定
詳細は追ってお知らせします。