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清水エスパルス VS 藤枝MYFC!互いに負けられない静岡県勢対決を観に行ってきました

アットエス

SBSアナウンサー・杉本真子です。6月8日、IAIスタジアムで行われた明治安田Jリーグ 第19節 清水エスパルスVS藤枝MYFCの県勢対決を見に行ってきました。
昨年の対決は、互いに1勝1敗という結果。藤枝にとって、アイスタの地は、前回0-5で敗北を喫した場所です。

県民の期待と注目が集まる今回のダービー。アイスタの入場者数は、今季最多の17707人。

第17節水戸戦で、アイスタの今季最多人数を更新したばかりでしたが、ホームの次の試合で早くも最多人数を更新。県内の注目度を物語る試合となりました。

そして、今回藤枝側の応援席は、全席完売!前回対戦のときには、空席もあったアウェイスタンドですが、今回は藤色一色!選手入場のときには、藤枝サイドに「志太榛原軍」と書かれた大きな旗が掲げられ、クラブ創設33年を誇る清水に対して、サッカー王国藤枝の意地を感じました。焼津市出身のわたしは、藤枝のJFLクラブ(※当時)時代を知っているので、アイスタで満席のアウェイスタンドにとても感動しました。

試合観戦のお供は、静岡県民おなじみの天神屋!サポーターの熱気を体いっぱいに感じながらも、時折涼しい風が抜けて観戦にはぴったりの一日でした。

試合が始まると、清水は、積極的にゴールを狙います。清水の攻撃のターンが多いものの、一瞬の隙をついた藤枝の攻撃も光ります。前半44分には、ディフェンスの影から、藤枝・矢村選手の強烈なミドルシュート。権田選手のスーパーセーブで得点とはならないものの、枠を捉えた決定的なシーンもありました。前半は、お互いに譲らない展開で0-0のままハーフタイムへ。

互いに勝ち点3が欲しい。はやい展開での試合運びのなか、後半67分、山原選手からのボールを乾選手が受け、フリーの北川選手が落ち着いてゴール!北川選手は力強いガッツポーズで拳を突き上げると、そこにチームメイトが集まり横一列に並びます。

実は、北川選手は、先日第2子となる、女の子が誕生したばかり!仲間たちとの喜びのゆりかごパフォーマンスにスタジアムは大きく大きく沸いていました。このゴールが決勝点となり、1-0で勝負あり!今回の県勢対決は、清水が勝ち点3で、J2首位キープという結果になりました。

そして今回の試合で、個人的に注目していたのは、高卒ルーキーの郡司璃来選手のアイスタデビューです。市立船橋高校出身で、23年度全国高校サッカー選手権では、得点王をマーク。その活躍が認められ高校卒業後、エスパルスに加入した期待のルーキーです。

これまで、アウェイの地での出場はあったものの、今回がリーグ戦でのアイスタデビューとなりました。後半、交代でピッチに入ると得意のドリブルでサイドを駆け上がり、積極的な攻撃参加。観客からおお〜と期待の声が上がりました。惜しくもゴールとはなりませんでしたが、本人は満足そうな笑顔をみせていました。清水の未来を担う、若手選手にも期待です。

試合後には、今シーズンのナイターゲーム全試合で行われる“ラランジャギャラクシア”。スタジアムの照明が一気に落ち真っ暗になると、観客のペンライトが灯されて、スタジアムがその光に包まれます。幻想的で美しい光景でした。

県内クラブの激しい戦いでしたが、試合のあとは、ノーサイドの精神。藤枝側のスタンドからも、藤色の明かりが見えてとても感動しました。今回は、清水のホームゲームだったので、私も清水のペンライトでラランジャギャラクシアに参加!

夏は、ナイターゲームが続くのでこの時期しか見られない絶景でした。次回のラランジャギャラクシアは、6月30日(日)岡山戦で開催されます。

そして私事ですが、今年の4月から、LIVEしずおか(月曜-金曜 夕方6時15分〜)で月曜スポーツコーナーを担当しています。

県内のJ1〜J3のチームすべてを扱い、毎週、勝点まで細かく書いた順位表とともに県内サッカーのいまをお届けしています。とにかくアツく!とにかく全力で!J2クラブは現在県内に2チーム!J1昇格に向けて、県内サッカーを全力で応援します!

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