【超軽量】これは便利! 約300gの折りたたみ椅子が想像以上に使えた…が、ひとつだけ後悔がある
大阪・関西万博に行ったとき、多くの来場者が折りたたみ椅子を携えているのを見て、気になってた。
そんな中、Amazonで目に留まったのが「【所ジョージの世田谷ベース掲載】折りたたみ椅子(11月27日現在セール価格で1962円)」。スマホ2台分サイズで、重さ300gの超軽量モデルらしい。
テーマパーク、子どものイベント、年始のセール待ち……ちょっと座りたい需要が高まる今こそいいかもしれないと思い、購入。
ただ使うだけじゃ味気ないので、今回はビーチフラッグならぬパークチェア(折りたたみ椅子を使って公園で競走)という私が勝手に考えた謎競技にも挑戦してみた。
・軽いし使用も簡単
購入から数日後、商品が到着。
まずは、売りであるその軽さを確認してみる。実際に量ってみると、ほぼ表記どおりの333g。
スマホ2台分と言われているが、その比喩は本当だった。持ち歩きに便利な重量とサイズ感である。
使用は簡単。ファスナーを開けて、広げて脚をカチッとはめれば即座に完成するタイプで、慣れたら数秒。
片づける時は、接続部を外してひねれば元の形に戻る。最初は「あれ? こう?」となるが、こちらも慣れればあっという間だ。
・実際に座ってみる
座り心地もチェックしてみた。今回は、私(成人女性)・3歳児・やや大柄な友人(本人に表現確認済)の3名で検証。
座面はコンパクトだが、お尻の収まりは意外と安定しており、3人とも問題なく座れた。
ちなみに耐荷重は驚きの100kg。長時間の使用はまだ試していないものの、15分ほど腰掛ける程度なら十分戦力になりそうだ。
・さぁ、ゲームの開始だ
ここからは、この椅子を使ってパークチェアを行う。
改めて説明すると、ビーチフラッグは走ってフラッグを取る競技だが、パークチェアは座った状態からスタート。合図と同時に椅子を折りたたんでダッシュし、どちらが早くゴールできるかを競うという、私が思いつきで作った競技である。
まずは普通に長女とかけっこしてみる。小学3年生相手なら、まだ勝てる……はず。
結果は私の勝ち。母の威厳は守られた。
では本番。私だけ椅子に座った状態から折りたたんでダッシュ。……が、実際にやってみると。
焦る→折りたためない→さらに焦るの流れで完全に惨敗した。
何度か挑戦してみたものの、走りながら慌てて畳もうとして逆に手間取るという無限ループに突入。ただ、この競技は参加者全員が折りたたみ椅子を持ち寄ってやったら、かなり盛り上がる気がする。複数購入割があったのに、1つしか買わなかったことを軽く後悔。
作戦を変更し、椅子は手に持つだけでOKということにしてみた。3歳児の気分が変わるのを少し待ち……
待ち……
よーいドン!
ここで軽量300gの本領発揮。手に持ってもほぼ重さを感じず、走りやすい。私の勝ち。どうだーーー!
・まとめ
パークチェア競争は思うような形にならなかったが、実用性はかなり高い折りたたみ椅子だった。
行列に並ぶ予定がある人、イベントで長時間立ちっぱなしになりそうな人などには特におすすめ。バッグに入れておくだけで、外出がほんの少しラクになるはずだ。
参考リンク:【所ジョージの世田谷ベース掲載】 折りたたみ椅子
執筆:夏野ふとん
Photo:RocketNews24.