映画に出演するミュージシャン達が生演奏を披露 神戸朝日ホール「南インド古典音楽 神戸公演 ー躍動する!太古の神秘・響き・リズムー」 神戸市
神戸朝日ホール(神戸市中央区)で9月8日、「南インド古典音楽 神戸公演 ー躍動する!太古の神秘・響き・リズムー」が開催されます。
南インド・タミルナードゥ州などの南インドでは、太古からの芸術文化が今も息付いています。その代表とも言える南インド古典音楽(カルナータカ音楽)のコンサートと、現在人気沸騰中のタミル映画『響け!情熱のムリダンガム』の上映が同時に楽しめるイベントが神戸で行われます。※コンサートだけの鑑賞も可能。
映画『響け!情熱のムリダンガム』は、神への献身を歌うカルナータカ音楽(南インド古典音楽)の両面太鼓ムリダンガムの演奏者になりたいと願った太鼓職人の息子ピーターが、カーストや古典音楽の継承に伴う軋轢などの困難を情熱で乗り越えていく青春音楽映画です。
当日は同作に出演する4人のトップアーティストがタミル・ナードゥ州チェンナイから来日!映画上映後にまるでスクリーンから飛び出たかのように登場し、生演奏を披露します。
また、オープニングアクトとして南インドの古典舞踊「バラタナティヤム」も披露。神々への祈りや感謝を表すジェスチャーは指の形(ムドラー)で表現し、リズミカルなステップで足首につけた鈴の音を響かせます。
<担当者コメント>
太古から伝えられてきた文化の枠ともいえるカルナータカ音楽は信仰でもあり、芸術音楽でもあります。決して不変だったわけではなく、西洋の楽器バイオリンを取り入れたり、時代の流れに応じて変化を受け入れつつ、本質的なものは失わずにこの現代においても楽しまれています。
南インドのクラシック音楽はどこか新鮮で懐かしいと感じていただけると思います。映画のストーリーや全編に流れる音楽、リズムにきっと心奪われるでしょう。インドの様々な社会の根底にある熱いリズムに包まれてうちなる神秘を解き放とう〜!
<記者のひとこと>
南インドの古典音楽の起源は2000年以上前とされ、もとは個人の祈り・献身を歌にしたものが現代にいたるまで“芸術音楽”として歌い継がれているのだそうです。そんな神秘的で躍動感ある音楽をぜひ生で聴いてみたいですね。
開催日
2024年9月8日(日)
時間
映画上映:13:00~15:20(開場12:30)
音楽公演:16:30~19:00(開場16:00)
場所
神戸朝日ホール
(神戸市中央区浪花町59-1)