清水エスパルス西沢健太の元気な声が三保に戻ってきた!「自分の役割を全うしたい」試合に復帰できるのはいつ?
J2清水のMF西沢健太「中断期間明けに戻れれば」
けがで離脱していた清水エスパルスの西沢健太選手が、先週から対人プレーを除いて全体練習に合流しています。乾貴士選手と茶化し合う元気な声が三保グラウンドに響き、「チームが明るくなるのは大事。戻ったときにプレーでも違ったエネルギーを与えられるようにしたい」と完全復活を見据えます。
一問一答
―リハビリ中、ボールを蹴りたくてうずうずしている様子が見てとれた。
「離脱してもう1カ月半ぐらいになるので、サッカーをやりたい。チームが勝って雰囲気も明るいので」
―日常生活への影響は。
「思ったよりもなく、子どもも早くに抱っこできるようになった。子どもを抱っこできないのが一番のストレスだった」
―離脱中にチームをどう見ていたか。
「暑くなってきてナイターゲームになったり、アウェーで特殊な環境でやったりと、いろいろな状況に対応していた。勝てなかったこともあったが、いい準備をして臨めば先週の岡山戦のような結果になるという成功体験もした。あまり心配はしていない。自分が戻ったときに違ったエネルギーを与えられるように準備をしている」
―群馬戦で点をとって調子が上がってきたところでのけがだった。
「体の動きや、チームの中での役割をうまく認識しながらやれていたタイミングだった。やっぱりこういうときにけがをしてしまう。
しないのが一番だが、してしまったからにはまた違った形でチームに貢献できるように、今はとにかく早くコンディションを戻したい。これだけ離れているとゲーム感覚を戻すにはなかなか時間がかかる。練習を見ながら自分が入ったときのイメージをしている」
―チームメートとボールを蹴るのは楽しい。
「やはり外で見ているのと、中に入ってみんなと一緒にボールを触るのとでは全然違う。暑くなってきてみんな元気がなかった。(乾選手との)ちょっとしたやりとりだけでもチームが明るくなる。年長者のあの人をいじるようなことも意外と大事。今は自分にできる役割を全うしたい」
―復帰の目安は決めているか。
「今月の中断期間明けに戻れればいいなと思っている。そこでちゃんとゲームをこなせるように、練習試合も含めて準備できれば。中断期間明けに中だるみしがちな期間もある。そういうときにプレーできるようにしたい」