復調気配のオリックス・山下舜平大が3連勝めざし先発 西武・隅田知一郎は“お得意様”相手に10勝王手なるか
7月終了時点で未勝利も8月は2勝
ほっともっとフィールド神戸で行われるオリックスと西武の2連戦。オリックスは山下舜平大を先発に立てる。
一軍デビューイヤーの昨季はプロ初登板が開幕戦というインパクトを残し、8月末に腰の故障で離脱を強いられながら9勝3敗、防御率1.61の好成績で新人王に輝いた。
ところが、さらなる飛躍に期待がかかった今季は開幕から極度の不振に苦しむ。途中でリリーフに回るなど試行錯誤をしながら、待望の初勝利を手にしたのは8月18日・日本ハム戦のことだった。
続く8月28日のソフトバンク戦も7回・103球、被安打2、7奪三振で1失点と好投。7月終了時点で0勝4敗だったところから、2勝4敗まで巻き返している。
勢いのままに3連勝で復活をアピールすることができるか。注目の登板となる。
対オリックス2勝負けなし
対する西武は隅田知一郎が先発。こちらは今季のオリックス戦4度目の登板となるが、過去3戦で2勝0敗、防御率1.42と好相性を誇っている。
1年目の1勝10敗の悪夢から、2年目の昨季は9勝10敗へステップ。今季もここまで8勝8敗と貯金を作ることができていないが、まずは昨季に並ぶ9勝目を挙げ、自身初となる2ケタ勝利と個人勝ち越しを目指していきたいところ。こちらも重要なマウンドとなる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
巨人・グリフィン-ヤクルト・吉村貢司郎(京セラD大阪)
DeNA・ジャクソン-広島・アドゥワ誠(横浜)
阪神・村上頌樹-中日・小笠原慎之介(甲子園)
ソフトバンク・大関友久-日本ハム・山﨑福也(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部