ル・ポン音楽祭へ樫本大進さんら来日 会見で意欲
9月27日(土)に開幕する「ル・ポン国際音楽祭2025」へ向けて、出演アーティストが来日。音楽監督を兼ねる赤穂ゆかりのヴァイオリニスト、樫本大進さん(46)らが25日に会見し、音楽祭への意気込みを語った。
赤穂での音楽祭は18回目。樫本さんは会見で「クラシックを気軽に楽しんでもらいたいという気持ちは、この音楽祭を始めたときから変わらない。今年も市民のみなさんと一緒に音楽祭を盛り上げていきたい」と抱負。モーツァルトを中心とした演奏プログラムを組んだことについて「最近発見された曲やめったに演奏されない曲も組み込んでいるので、楽しんでもらえると思う」と話した。
会見には第1回から毎回参加しているヴァイオリンのナタリア・ロメイコさん、6年ぶりに出演するピアノの小菅優さんらも同席。初参加のフランス人コントラバス奏者、オリヴィエ・ティエリさんは「リハーサルから力がみなぎっています」と開幕へ向けて意欲を高めた。
今年のル・ポン国際音楽祭には9か国から初参加2人を含む14人が参加。10月4日まで赤穂と姫路で計6公演する。チケットは全日程で完売している。