何も揚げない天丼とコロッケをのっけたお味噌汁。味を想像してみてください
日々の天気や街のトレンド、おいしいゴハンに大人の悩み、社会の仕組み・・・1日イチ「へぇ~」なトピックスを。
新進気鋭のコラムニスト、ジェーン・スーが、生活情報や人生の知恵をナイスなミュージックと共に綴る番組。
ゲストは、炊飯系フードユニット「ご飯同盟」の調理担当で、お米料理研究家のしらいのりこさんと、フードライター・コラムニストの白央篤司さんでした。
しらいさんは、生活は踊るに3回出演いただいていますが、白央さんは初登場!スーさんは、白央さんの書籍の帯に推薦コメントを書いたご縁も。
もともとお二人は、食べることとお酒が大好きで、取材のお仕事で意気投合し、「あっちゃん」「のりちゃん」と呼び合う仲だそうです。
「のっけて 食べる」には、ご飯、蕎麦、うどん、パスタなどに「のっけるだけ」のレシピがたくさん。ただのっけるだけのものから、切ったり炒めたりしてかたのっけるものまで、基本的には超カンタン! 今回は、お二人オススメの「のっけるだけのレシピ」を紹介してもらいました!
揚げない「なんちゃって天丼」
材料(1人分)
・市販のきんぴらごぼう・適量
・桜えび・大さじ1
・揚げ玉・大さじ1
・3倍濃縮のめんつゆ・大さじ1
・小口切りの小ねぎ・適量
・ご飯・適量
調理手順
1.揚げ玉にめんつゆをふりかけておく。
2.器に盛ったご飯にきんぴらごぼう、桜えび、揚げ玉、小ネギをのっけて完成。
“なんちゃってのっけシリーズ”の傑作。何も自分では揚げてないのに天丼の味がする不思議なのっけ丼レシピ!
一度食べたらクセになる!「アボカド・塩昆布のっけ茶漬け」
材料(1人分)
・アボカド・1/4個
・塩昆布・適量
・小ねぎ・適量
・ちりめんじゃこ・適量
・白いりごま・適量
・ご飯・適量
・煎茶・適量
調理手順
1.アボカドは皮をむいて、ひと口大に切っておく。
2.あとは器にごはんを盛って、すべての食材をのっけてお茶をかけたら完成。
実はこの料理をひと夏食べ続けた人がいるほどの美味しさ!冷茶、あるいはお湯や水でも美味!
ご飯のおかずになるお味噌汁「コロッケのっけ味噌汁」
材料(1人分)
・コロッケ・1個
・細切りキャベツ・適量
・出汁・200ml
・味噌・大さじ2/3程度
調理手順
1.出汁を沸かして味噌を溶いておき、熱々のところをお椀に注ぐ。
2.キャベツを入れてコロッケをのっけたら完成。
白央:中学生の頃、ふと作ってみたら美味しかったんです。汁とジャガイモと衣が溶け合う感じが最高なんです
スーパーでピザ生地を発見したら試して「しらす、みょうが、コーンのっけピザ」
材料(1人分)
・しらす・大さじ3
・とうもろこし(缶詰やレトルトでもOK)
・みょうが・3個
・ピザ生地・1枚
・アンチョビペースト・小さじ1
・オリーブオイル・小さじ2程度
・黒こしょう、イタリアンパセリ・各少々
調理手順
1.みょうがを縦半分に切って小口きりにしておく。
2.ボウルにとうもろこし、みょうが、しらすを入れて、よく混ぜる。
3.ピザ生地にアンチョビペーストをまんべんなく塗り、先ほどの具材をのっけてオリーブオイルを全体にかける。
4.オーブントースターで7~10分ほど焼き、仕上げに刻んだイタリアンパセリを散らして黒こしょうを振ったら完成。
アンチョビペーストがない場合は、マヨネーズを代わりに使っても◎
・お米料理研究家・ごはん同盟(調理担当)/しらいのりこ
「ごはん同盟」は、ご飯好きの、ご飯好きによる、ご飯好きのための、炊飯系フードユニット。試作係・調理担当の妻(しらいのりこ)と、試食係及び企画・執筆担当の夫(シライジュンイチ)夫婦ふたり組。「おかわりは世界を救う」という理念のもと、日夜、ご飯をおいしくいただく方法を生み出し、その成果をご飯好きのみなさんと共有するための、お米料理研究家としても活動中。
・フードコラムニスト/白央篤司
郷土の食、栄養、暮らしと食を主なテーマに執筆をするフードライターでコラムニスト。食にまつわる書籍多数。
(TBSラジオ『ジェーン・スー 生活は踊る』より抜粋)