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海の景色と料理を一緒に楽しむためのこだわりがつまったカフェをご紹介します。

2023年夏、下関市綾羅木海岸の砂浜の上にオープンしたビーチマンズカフェ。

店内に入って目に飛び込んでくるのは、やっぱり海！

海とつながっているように

店主の速水さん、こだわりのビーチカフェです。

３つ並んだ観音開きの窓からは、波の音が聞こえてきます。

速水さん「観音扉というのもすごい少ないんですよ、海沿いで、そして砂浜にくっついてて観音扉になっているのは、全国にほぼないんですよね。立ち上がりが普通、カフェってあるんですけど、立ち上がりの部分が全くなくて、ただその代わり、砂が入ってくるんですけど、そのまま僕は海とつながっているように、お客さんに見ていただきたいなと思いまして」

おかげで海と料理を組み合わせた映え写真も、バッチリ撮れます。

建物の工法にもこだわりが

速水さん「梁が宮大工さんの工法で、実際、宮大工さんにやってもらったんですけど。釘を一切使わない、鉄の釘をですね。同級生が宮大工だったんですよ。ここは絶対にやりたいという僕の想いが通じて」

この作りをわざわざ海外から見に来るお客さんもいるそうなんです。

なぜ、山口県の下関、綾羅木海岸にカフェを作られたのか聞いてみたところ、

速水さん「僕は下関で生まれてますので、小さい頃から来てて、それでやっぱ思い入れがあったのと、あと、ほんとに夕日が美しいのです。」

６月から８月ごろの夏場は、ちょうどビーチの真正面に太陽が沈むそうなんです。

それに関門海峡を通過する順番待ちの船の列が見られるのもこの場所ならではの魅力です。

海が大好きな速水さんですが、マリンスポーツをするわけではないそうで・・・

海にある建物が好きというか、海カフェが好き、国内外、そういう海のそばにあるものをずっと調べてきたそうです。

地図を見ながら海岸沿いを旅して、西日本の海カフェはほとんど制覇。

海外のカフェやレストランもたくさん見に行って、いいと思った要素を自身のカフェの建設に生かしたそうです。

そうして2023年７月、綾羅木海岸に、念願のお店をオープンしました。

ランチの主力メニューは、カレーライス

●欧風カレー肉厚ロースカツ　1280円

シナモンやローリエといったスパイスの香りをオイルに移したら

細かく刻んだタマネギやニンジンを、大量に入れて、炒めます。この野菜の甘味が、こちらのカレーの特徴です。

トッピングのロースカツは、肉厚でボリュームたっぷり。

ご飯の横にカレーをついで、揚げたてのとんかつと、ソテーしたパプリカやズッキーニを添えたら

『欧風カレー　肉厚ロースカツ』の完成です。

最近始めた新メニューのミックスピザ

●ミックスピザ　1200円

目にも鮮やかで、ボリュームたっぷり。

海を眺めながらいただくのにぴったりの一皿です。

カフェタイムにおすすめ

●シフォンプレート　500円

●ミルクプリン　300円

シフォンケーキやミルクプリンなどのスイーツも充実しているので

カフェタイムに訪れるのもおすすめです。

ビーチにぴったりの

●グァバジュース　/　レモネード　/　マンゴージュース　各500円

ドリンクは、ビーチによく似合うラインナップ。

カウンターで波の音を聞きながらいただくのも良いかもしれません。

海沿いにしか出さないキッチンカー

実は、速水さんはカフェを開く前から、キッチンカーでジェラートの販売もしています。

最初はキッチンカーから始め、海沿いにしか出さないキッチンカーとしてこだわってやっていたそうです。

●ジェラート　ダブル（ストロベリー×抹茶）　600円

キッチンカーは、今後もカフェと並行して続けていくそうです。

「ここ綾羅木海岸は、本当にすごい景勝地ですので、下関を代表するですね。もう、景色が最大のごちそうとなっておりますので、ローケーション８割、フード２割で楽しんでいただけたらなと思っております」と速水さんは話してくださいましたが、お料理もとっても美味しいです。

浜辺の景色をとことん楽しむために作られたビーチカフェでみなさんも潮風と波の音に包まれてみませんか？

★今回の内容はyab「YOU!どきっ」2024年3月5日放送のコーナーを記事化したものです。