墜落防止措置講じず労働者が屋根から落ち死亡 上越市の塗装会社を書類送検
上越労働基準監督署は2025年10月15日、労働者が屋根で作業する際に墜落防止措置を講じていなかったとして、新潟県上越市三和区野の塗装工事業、澤田塗装と同社代表取締役の男性(43)を労働安全衛生法違反の疑いで新潟地方検察庁高田支部に書類送検した。
発表などによると8月16日、同市内の住宅屋根の塗装工事現場で、労働者が墜落する恐れがあったのに手すりを設けるなどの墜落防止措置を講じていなかった疑い。労働者の男性(40)が高さ3.89mの屋根から落ち、死亡する事故が発生した。