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北海道・オホーツク海沿岸の湧別町に誕生した新拠点!食べて、泊まって、はたらける複合施設「NEW HUMBER」の魅力とは【北海道湧別町】

Domingo

オホーツク沿岸のほぼ中央にある湧別町。ホタテをはじめとした海の幸と冬の流氷、春に咲き誇る70万本のチューリップなどが有名な町です。そんな湧別町に2024年に誕生したのが「NEW HUMBER(ニューハンバー)」。ゲストハウスやカフェ、パブ、コワーキングスペースなどが一体になった複合施設で、訪れる人同士の会話が自然と生まれるような場所になっています。この記事では、そんな「NEW HUMBER」の魅力を、立ち上げの経緯とあわせてご紹介します。

【画像で見る】地元野菜や海鮮を使った食事、ゆったりくつろげる客室など(全24枚)

地元の建設会社が運営する新しい“飯場”

運営母体の西村組社員も、地元住民も利用できるカフェ。思い思いの過ごし方ができる

2024年、湧別町にオープンした「NEW HUMBER」。ゲストハウスとカフェ・パブを一体化した複合施設です。

「NEW HUMBER」を手掛けたのは、湧別町に本社を持つ建設会社の西村組。同社が発足時に建てた旧社屋と同じ土地を有効活用する方法について社内でコンペを実施した結果、北海道全域から集まっていた女性社員のための女子寮を作ることに。

また、「一般の人々も使える社員食堂やコワーキングスペース、ゲストハウスを備えた複合施設を作りたい」という意見も出ていたことから、「せっかくならすべてのアイディアをかたちにしよう」と、西村組の西村幸志郎さん率いるプロジェクトチームが立ち上がったそう。これが「NEW HUMBER」の始まりでした。

ちなみに「NEW HUMBER」の名前は、建設現場につくられた仮設の宿泊所で、作業員が寝食をともにする「飯場(はんば)」に由来しているのだとか。実際に、地元・湧別町を出て就職した若者が週末ごとに「NEW HUMBER」を訪れ、宿泊しているお客さんと交流することも珍しくないのだといいます。

「旅人も、地元の人も“ひとつの仲間”のように過ごせるように」という想いのもと作られた場所は、当初の願い通り、さまざまな目的を持った人同士の交流が生まれる場所になっているのです。

ファミリーからお一人さままで。誰もがゆったりくつろげるゲストハウス

ここからは各スペースの魅力をご紹介!まずはゲストハウスから。西村組のコーポレートカラーの一つであるグレーを基調とした内装はスタイリッシュでありながら、建築資材の石や木、コンクリートなどの素材の風合いを感じさせ、親しみやすい空間。

全部で5室ある客室の種類は「ツインルーム」「スタンダードダブルルーム」「コンパクトダブルルーム」の3種類。この中から、一緒に宿泊する人や用途に合わせてお部屋を選べます。ファミリーにおすすめなのは「ツインルーム」。ダブルベッドが2つ並んでいる広めのお部屋です。

お荷物の多い方やお部屋で過ごす時間が長い方におすすめなのは、ダブルベッドのある少し広めのスタンダードダブルルーム。

高さ調節のできるワーキングデスクもあるため、お部屋でゆったりお仕事したい方にもぴったりです。

ベッドに座ってパソコン仕事をすることできる(スタンダードダブルルーム)

学生や旅人など、気軽に宿泊を楽しみたい方にはコンパクトダブルルームがおすすめ。

お部屋によって設備に若干の違いはありますが、全室共通でシャワーとトイレが完備。

プライベートを確保しながら、カフェやパブでは人と交流もできる。ON/OFFのメリハリがつけられるのも魅力の一つです。

カフェでは石焼きメニューや湧別産食材を使った食事を提供

続いてご紹介するのは、カフェの魅力。「NEW HUMBER」のカフェが目指すのは「体温の上がる食事」です。

まさに体温が上がりそうな熱々の石焼きメニュー、野菜たっぷりの定食、やさしい甘さのスイーツなど、毎日食べても飽きない“定番”になりそうなラインナップです。

料理長を務める小森菜央さんは、学生時代から代表の西村さんの情熱に引かれ、発信を追っていた人の一人。「NEW HUMBER」の構想が発表されたときに、東京での仕事を辞め、立ち上げからジョインしたのだそう。

パブタイムに料理の説明をする小森さん(写真中央)

そんな小森さんは「地元の食材を味わってもらいたい」という想いから、オープン当初に考案したラインナップに加え、湧別産のホタテを使ったホタテ丼や、夏季限定の冷製パスタなどのメニューの提供も始めたのだといいます。

訪れるたびに新メニューが誕生しているかも?今後の展開にも注目です!

18時からはお酒を片手に会話が弾むパブ営業も

ランチ営業を行うカフェは、18時からパブに変身!パブでしか味わえない石焼きメニューのほか、地元・湧別の食材を使ったメニュー、スタッフのルーツや思い出にちなんだメニューなど、楽しい会話を彩る“ここだけ”のメニューが盛りだくさんです。

また、「NEW HUMBER」のパブ営業の大きな魅力の一つは、人との交流。通常営業時はバーカウンターに立つスタッフが宿泊しているお客さんの話を聞き、「その話が得意なのはあの常連だよ」などと、宿泊しているお客さんと地元の方との“仲人役”を務めてくれることもあるのだそう。「自分から初対面の人に話しかけるのは勇気がいるけれど、地元の人の話を聞いてみたい」という人にはぴったりの環境ですね。

パブ営業のときにサッカーのパブリックビューイングを開催することも

このほか、アウトドアグッズのポップアップイベントなど、不定期でさまざまなイベントを実施している「NEW HUMBER」。湧別町役場を経て、メンバーとしてジョインした髙橋享吾さんは、ゆくゆくは“町のごはん屋さん”という位置づけで、地元の人を中心として“日常使い”してもらえる場所になるよう、メニューの考案にも力を入れていきたいと話してくれました。

オホーツクエリアでの旅行をする際、「地元の人たちと交流もできたらいいな」と考えている方は、ぜひ「NEW HUMBER」を訪れてみてはいかがでしょうか?

NEW HUMBER
■所在地:北海道紋別郡湧別町栄町37-13
■営業時間:ランチ 11:30~14:00 / パブ 18:00~22:00
■料金:
・コンパクトダブルルーム:6,000円〜
・スタンダードダブルルーム:8,500円〜
・ツインルーム:15,000円〜
■電話番号:01586-8-7777

【ライタープロフィール】
佐々木ののか
1990年北海道音更町生まれ。大学進学とともに上京し、2015年からフリーライターとして独立。2021年にUターンし、現在は生まれ故郷の十勝にて、馬1頭、猫2匹、子1人とともに暮らしながら、冬は狩猟者として鹿を追っている。著書に『愛と家族を探して』『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』(ともに亜紀書房)などがある。

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