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「イモト&新しい学校のリーダーズ」セーラー服コラボの舞台裏

TBSラジオ

イモトが、「新しい学校のリーダーズ」とセーラー服で世界で戦う女コラボ実現の裏側を報告! 

「イモト&新しい学校のリーダーズ」セーラー服コラボの舞台裏

イモト「今まで生きてきて一番緊張したかも!」

イモト:ちょっと前になるんですけど、「THE MUSIC DAY 2024」という番組で、「新しい学校のリーダーズ」とセーラー服で世界で戦うコラボ企画でやらせてもらって。今日はその話をしようかなと。見ていただけました? 目がバキバキでどこ見てるかわからない、視点が合ってない、ど緊張のやべえ顔でテレビに映っちゃった私(笑)。もうあれがすべてですよ! 人ってあんなに緊張が出るかね!? それくらい緊張しました! 言うてももう18年くらいテレビに出ているはずなんですけど。あんな顔になる!? 今まで生きてきて一番緊張したかも!

イモト:新しい学校のリーダーズとのコラボが決まって、歌とダンスの練習期間から本番に至るまでドキドキが止まらなくてね。本番は7月6日、千葉県にある「幕張メッセ」で。お客さんがだいたい3000人にくらい入っていてね。もうアーティスト活動ですよね。安室奈美恵さんみたいに大きなステージで歌って踊るステージに立ってみたいと言うのは夢ではあったけど。いざ立とうと思ったら緊張で吐きそうで。

イモト:そもそもなぜ、このコラボ企画が立ち上がったかというと、新しい学校のリーダーズのみなさんが、セーラー服姿で戦っていて。おさげの髪の長いMIZYUちゃんが「バズリズム」という番組に出た時に、「イモトさんを好きで尊敬していて、同じセーラー服で世界で戦っていて」という話をしてくださって。その話がきっかけで、同じセーラー服で世界で戦う女同士でコラボはどうかなと。こちらとしても、新しい学校のリーダーズはずっと見ていましたし、「オトナブルー」は流行りましたし。こちらも尊敬しているのでぜひ!ということでやろうと思ったんですけど・・・

イモトは「オトナブルー」の代名詞の“アイソレーション”ができない!

イモト:コラボするとしたら、やっぱり曲は「オトナブルー」じゃない!? で、「オトナブルー」といえば代名詞は首をクイっと横に動かす“アイソレーション”! アイソレーションはダンスの基礎中の基礎なんですよね。アイソレーションは、首、肩、胸、腰と色々あって、その部分だけを動かすという。私が前にダンスのレッスンを始めた時に「すっぴんしゃん」でも喋ったと思うけど、これが一番苦手で。まさかのその伏線を回収する形になったというか(笑)。アイソレーションさえできれば、なんの問題もないのよ。あれができないの!

イモト、苦手なアイソレーションのために・・・「整体」に通う!

イモト:個人的にもダンスレッスンに通っているので、そこでもアイソレーションの練習をしたんですけど、まあできない。首が全然動かない。ダンスの先生にもやり方を教えてもらうんですけど、私、苦手みたいで。ダンスの先生からも「練習のみ!」と言われたんですよね。鏡の前で1ミリでもいいから動かす練習をしてと言われたんだけど、それでもダメで。YouTubeでも「首 アイソレ 誰でもできる」で動画を探して(笑)。けっこう動画があって、見漁ったのよ(笑)。動画にはいろんな方法があったの。全部試したんだけど、全然首が動かなくて。

イモト:(動かない、動かない、、、)と思うほど、“逆”自己催眠みたいな感じで、首がどんどん固まっちゃってできなくなっちゃって。あと1ヶ月でできるのかなって不安になってくるわけですよ。ダンスはダンスでやりつつ、違うアプローチをした方がいいと思った私は、「そうだ、整体に行ったらどうだろう!?」と思って! 首を動かすには整体に行くべきだと思って(笑)。もうダンスレッスンじゃ動かないから(笑)。3つくらい整体に行ったの! 行きつけの整体もあれば、新規の店もあって。整体に行って「今度、番組で首を横に動かさないといけないんですけど、やってもらえますか?」って(笑)。

イモト:まず、整体の先生に、新しい学校のリーダーズの動画を見せるわけよ。で、その先生自体がアイソレーションをできないわけよ。「僕はできないですけど、肩甲骨をマッサージしておきます」だったんですよ。だけど、目黒のオクヤマさんという先生のところに行って、同じように説明をしたらオクヤマ先生が鏡を見ながら「これですかね~」って、めちゃくちゃ首が動いたの! 信じられないくらい! 新しい学校のリーダーズよりも! もう首が外れるんじゃないかっていうくらい(笑)。オクヤマ先生は決してダンサーではないのね(笑)。リズム感も全然できないし、ダンスはできないの。ただ、首だけはマジで大丈夫!?というくらいスライドしたの(笑)。

イモト:「それです! 私、それをやりたんです!」って言ったら、オクヤマ先生は体のプロだから考え方が違うんだよね。「これは・・・僧帽筋か。引き寄せて肩のこの支点にハリを打って~」みたいな(笑)。それで初めて希望が見えて! 「オクヤマ先生なら私の首を動かすことができるかもしれない!」って。そこからもうその整体には週1で通ったよ! 行って整体着に着替えるけど、全然ほぐしてない。ずっと鏡の前で、オクヤマ先生と1時間半合わせて(笑)。「違う! 力が入ってるよ! ハリを打つよ!」って(笑)。「あ、ちょっと動きましたね」みたいな(笑)。

イモト:結局、オクヤマ先生の整体が一番動いたんですよ。で、オクヤマ先生にダメ元で「7月6日土曜日なんですけど、お時間があれば幕張メッセまで来ていただくことは可能ですか?」って(笑)。そしたらオクヤマ先生が「もちろんです! お役に立てることがあれば!」って言ってくださって。実際に、本番当日も、なんとなくスタイリストの空気で入ってもらって(笑)。本番直前まで肩を揉んでもらって緊張をほぐすためのことをやってくださって。本当に感謝してます!

本番当日まで、新しい学校のリーダーズと合わせることができなかったイモトの不安!

イモト:で、新しい学校のリーダーズの皆さんは直前まで海外公演にいかれていたので、本番当日まで合わせて練習することができなかったんですよね。私が練習する時には、ダンスの先生と、番組のADさん、現場マネージャーのシノザキさんとか(笑)。ど素人のみんながSUZUKA、MIZYU、KANON、RIN役になって練習してるもんだから・・・不安だよね(笑)。一度も本人たちと合わせることなく、これで当日か!と思って。この練習で幕張メッセのステージに立って大丈夫かね!?と思って(笑)。地道に練習はしていました。

イモト:本番当日の朝にリハーサルがあったんですけど、ようやくそこで新しい学校のリーダーズとお会いすることができて。テンションが上がったし、新しい学校のリーダーズ4人がほんとに素晴らしい! 年齢は私より一回りは下ですけど、頼りになるし。すごくプロフェッショナルで。年齢も離れてはいるんだけど、一緒に良い物を作ろうという“仲間感”なのよ! 高校時代の学園祭に向けて一緒にやる感じ。ほんと青春ですよね。全力で青春しているのを感じられて。めっちゃ楽しかった!

イモト感激!「今日の新しいリーダーズは5人です!」  

イモト:新しい学校のリーダーズの4人が放送で言ってくれたように、「今日は5人グループですから!」って言ってくれたのがめちゃくちゃ嬉しくて! マジでその日、私は新しい学校のリーダーズだったね! 5人グループだった! お世辞かもしれないけど、そう感じさせない彼女たちの空気感があって。本番前もずっと一緒にいてくれて。私が不安に思ってる箇所を一緒に練習してくれたり。私が、立ち位置を間違えたらどうしよう、、、ってすごい怯えていたの。だって、「THE MUSIC DAY 2024」って生放送なのよ! 生放送一発勝負、恐ろしいよね! 怖かったですよ。

イモト:私が立ち位置をすごく心配していたら、MIZYUちゃんが・・・

「イモトさん、大丈夫です!」

「ズレた所に立とうと自分たちが合わせますから! 絶対にどうにかするから思いっきりやってください!」

イモト:かっこいい、、、。泣きそうだったよ。私があまりにも緊張してえずいているから、新しいリーダーズのみんながフォローしてくれて。その後ろでオクヤマ先生がハリで肩を刺激して(笑)。もう現場がカオスでしたよ(笑)。でもその感じが私には良かったですね。

リハーサル朝10時、本番は夜9時!

イモト:リハーサルは、朝10時にあって、私の本番が夜の9時なんですよ(笑)。11時間もどうするのよ! ずっと緊張するじゃない! 勘弁してくれよって(笑)。早い時間に私を出してくれないかなと思って(笑)。

イモト、音楽番組のリハーサルに感動!

イモト:しかも音楽番組のリハーサルって慣れなくて。普段の「イッテQ」のロケはリハーサルなんて無いわけよ(笑)。常にカメラが回っていて、はいドーン!で始まって(笑)。リハーサルなんてやったことないから(笑)。音楽番組のリハーサルってかっこいいね。私はリハーサルから全力でやろう!と思って。本番と同じようにやらないとダメだと思っていたから。リハーサル段階からセーラー服と眉毛を描いちゃってさ(笑)。カメラの見え方もあるからやった方がいいのかなと思って。新しい学校のリーダーズはグループのジャージを着てやってましたね。

イモト:まず、“カメリハ”というのをやるんだね。聞くところによると、そこは位置だけ確認すればいいから、アーティストの方たちも流してやる人もいるらしいんだけど、わたしは全力だよね、それしかないと思ってるから。終わってホッとしてたら、今度は“ランスルー”があって。2回やるんだ!って。で、それでようやく本番という。

イモト「イヤモニだけが心残り」

イモト:本番は、歌が始まって途中のサビから私は合流だったんですよ。それまでは私は舞台袖で待っていたんですけど、カメラのアングルがあるから舞台袖はカーテンがピシャッと閉まるの。ウソでしょ!?と思って! だから私、出る直前までステージを見ることができない状態で! 出番になった時にカーテンが開いてパッと出なければいけなかったの! もうさ、ヤバくない!? 緊張するよ、それは! 出番までステージが見れないんだもん! カーテンが開いたらお客さんが3000人見ているわけよ! 歌詞も何も全部ぶっ飛ぶよ! なんとかやり切りました、いっさい楽しめはしなかったけど(笑)。

イモト:でも、いいね。一瞬ですけど、アーティスト感は味わえました。バラエティではう音楽番組みたいな舞台裏は無いのよ。K-POPのアイドルーグループがいたりして、準備している姿なんて見ることができないじゃない。(あの子、かわいい~!)って私、ミーハーだからさ(笑)

イモト:スタンバイの所で、アーティストのみなさんはイヤモニを付けるのね。イヤモニって歌ってる本番中に耳に付けているやつ。私、あのイヤモニにすごい憧れていて! イヤモニってアーティストの証じゃない? 私も新しい学校のリーダーズと一緒にイヤモニの列に並んでたら、プロデューサーが来て「イモトさんはイヤモニ、無いです。いらないです」って言うの。

イモト:え、でもアーティストみんな付けるけど?って食い下がったけど、「イモトさんはフットスピーカーで十分です」って言われて頑なに断られて。「イモトさんがイヤモニを付けると、逆にダメになる」って。イヤモニからクリック音が聞こえているらしいのね。それでカウントを取ってパッと歌い出すみたいな。「それを聞くと、イモトさんはパニックになっちゃうと思うので」って。イヤモニだけが心残りなんだよね。逆に、本番だけイヤモニをつけていてもね(笑)。

イモト「新しい学校のリーダーズは尊敬できるパイセン!」

イモト:実際に新しい学校のリーダーズとコラボしてみたんですけど、メンバー4人の空気感がすごく良くて。勝手なイメージで、グループ活動だと多少のいざこざや揉め事があるイメージがあったんだけど、彼女たちはそれがまったく無くて。話し合いは全部、良い物を作るための建設的な話し合いなんだろうなっていうのが想像できるくらい。NHKの「SONGS」という番組で見た時にも思ったんですけど、新しい学校のリーダーズって振付師もいなければステージを演出する人もいないんですよね。全部セルフプロデュースでやっているから、それがほんとにかっこよくて。

イモト:私が入ってフォーメーションが変わると、普通のグループなら色々あると思うんですよね。でも、全部自分たちでやっているから、私が一人入ったところで別に何の問題もないというか。「私がこういくね」「じゃあこれでいいんじゃない!?」というのが、とにかく早いんですよ! それがカッコいいのよ! リハーサルの時も「イモトさんがここでこのポーズをする」「じゃあみんなでこのポーズしない?」とか、全部自分たちで決めているからこそ、あんなにパッパといろんなことを決めることができて。良い物を作るために、気持ちの良い速さで。年齢は一回り下なんだけど、。こっちからしたら“すごく尊敬できるパイセン”だなって思いましたね。

イモト:で、歌い終わって、私も何とかやりきったと思って、MC席に移動してコラボの感想を言うんですね。MC席でホッとしてメインボーカルのSUZUKAさんを見たら、すごいカッコいい感じで私に、グー!👍って。よかったよ!って。惚れてまうやろーーー!!! めちゃくちゃカッコよかったよ! マンガみたいだった!

イモト&SUZUKAの“肩掴みパフォ”の裏事情 

イモト:そのSUZUKAさん、歌っている最中も私の肩を掴んで。あれも、SNSのコメントで「カッコいい!」って湧いていて。あれはちょっと理由があって(笑)。アイソレーションで首を横に動かすじゃないですか。それでフォーメーションで前後に行く動きがあったんですね。私、性格的に前にしかいかないんだよね(笑)。前に、前に、行っちゃうの。首を動かしているからではなく、基本姿勢として、私は前にしかいかない女なのよ(笑)。グイグイ行っちゃうの! 後に下がるのを知らない女なもんで。

イモト:後に下がるところがあるんだけど、リハーサルでも私があまりに前に前に行っちゃうから。それを見かねたSUZUKAさんが、前に行こうとする私の肩を掴んで「後ろだよ!」って(笑)。だからあれは、SUZUKAさんはけっこう力が入ってるのよ(笑)。SUZUKAさんは涼しげな感じだったけど、この前へ前へ女をどうにか後にって、グイッと。で、私もなぜか反抗しちゃって前へ行こうとしちゃうんだよね(笑)。あれ、なんなんだろう(笑)。自分でも自分がイヤになるよ(笑)。それもあって、私の肩に手を置いてくれていたんですよ。でさ、帰宅してからオンエアを見たら、SUZUKAさんが肩を掴みながら私の方を見てるのね。あれも惚れてまうやろ!って思って。いろんなキュンキュンするポイントがありましたね。

イモト「今でも夢みたいな場所でした」

イモト:新しい学校のリーダーズのことはもちろん、もともと好きだったですけど、こうやって一緒にお仕事させてもらって、より大ファンになりました! それからずっと新しいアルバム「AG! Calling」を聴いて。もちろん、「オトナブルー」が一番有名ではありますけど、「Tokyo Calling」「Arigato」もめちゃくちゃ良い曲だし。夏はフェスで大活躍なんだろうね。

イモト:新しい学校のリーダーズのコラボ以外の「Arigato」のリハーサルも見せてもらったんですよ。リハーサルから全力! めっちゃカッコよかった! 最高だったね! もう大ファン。今でも夢みたいな場所でしたね。

イモト:今回は「THE MUSIC DAY 2024」ということで、新しい学校のリーダーズに私が入ったんですけど。次は、「イッテQ」のイモトロケに新しい学校のリーダーズが来る可能性だってあるよね! ちゃんと眉毛も描いてもらってね! 北米ツアーがあるそうなので、そこにロケをバッティングさせればね(笑)。こっちもいろんなネタを仕込めますから。今後もお会いできる機会があれば、一緒にお仕事をさせてもらいたいなと、心から思います。

(「イモトアヤコのすっぴんしゃん」7月24日放送)

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