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お風呂場に厄介な「もらいサビ」ができる“3つのNG行為”「うっかりやってた…」

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お風呂場に厄介な「もらいサビ」ができる“3つのNG行為”「うっかりやってた…」

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。お風呂場の浴槽や棚に、茶色のサビ汚れができることはありませんか? こういったサビは、見た目が悪いだけでなく素材の劣化にもつながります。ここでは、お風呂場に“もらいサビ”ができるNG行為についてご紹介します。

NGその1.カミソリを置きっぱなしにする

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もらいサビができる原因のほとんどは、金属製品によるものです。金属は酸素と水が合わさると、酸化して茶色くサビることがあります。
つまり、お風呂場で見るサビは浴槽や棚がサビているのではなく、金属製品のサビが移ることで引き起こされるもの。
カミソリの刃は金属でつくられているため、お風呂場でムダ毛処理を行った後そのまま置いておくと、サビが発生します。

使ったカミソリは、浴室外に置くと安心です。浴室内に置きたい方は吊り下げられる専用のフックを使うとサビ防止になります。

NGその2.使ったヘアピンを放置する

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ヘアピンの放置は、もらいサビのよくある原因のひとつ。入浴前に取り外すのを忘れて、頭を洗う時にひとまず棚に置いておく……という経験がある方は、きっと少なくないはずです。
カミソリよりも小さなヘアピンは、お風呂場に置いたことを忘れやすく、もらいサビになる可能性が高いです。特に、細く失くしやすいアメピンは要注意。
ヘアピンのもらいサビはかなり頑固で、ピンの形がくっきりと分かるくらい赤茶色のサビが移ってしまうこともあります。
入浴前にピンを取り外す習慣をつけて、外し忘れた場合はお風呂場内に置かないよう意識しましょう。

NGその3.金属製のグッズを使う

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浴室内の収納グッズにも要注意。金属製のアイテムを使うと、床や壁にもらいサビが発生しやすいです。
浴室の隅に置ける三角コーナー型の棚や、吊り下げ収納できるフックなども、金属製のものが多く販売されています。こういった収納系のグッズは長期間置きっぱなしにすることが多く、動かすまでサビの存在に気付かないケースも少なくありません。
金属だと見た目はおしゃれですが、サビにくい素材かどうかの確認をおすすめします。

金属製品はできるだけ避けて

水と酸素が金属と結びつくと、酸化によってサビが発生します。もらいサビは一度できると厄介で、なかなか落ちません。
くっきりと跡が残ってしまう場合もありますので、サビをつくらないよう意識しましょう。

三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア

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