2日はくもりや雨のぐずついた天気【北海道の週間天気予報】 2024年10月1日更新
北海道のあす2日(火)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
1日は季節が夏に戻る…2日からは?
9月28日(土)の旭岳の様子です。紅葉が見ごろになっていますね。赤と黄色のコントラストがきれいです。
大雪山旭岳ロープウェイから映像提供いただきましたが、今が紅葉のピークとのことでした。
ただ、きょう1日の道内は秋が深まるどころか、季節が夏に戻ってしまいました。最高気温は平年より6度前後も高くなりました。札幌の26.3度は、10月としては観測史上4番目に高い気温で、10月とは思えない暑さでした。
上空の暖気と日差しの力で、季節外れの暑さになりました。これからは湿った空気も流れ込み、天気が崩れます。
あす2日の午前9時の予想天気図を見ると、台風17号から変わる見込みの低気圧が北海道の南東に進み、朝は低気圧に近い道東で激しい雨が降ります。
日中は西にある前線が通過するため、広い範囲で通り雨があるでしょう。雨の影響で暑さは落ち着きそうです。
10月2日の北海道の天気と気温
10月2日の天気と気温です。
くもりや雨のぐずついた天気です。
最低気温は1日朝と同じか、内陸で3度ほど高くなります。最高気温は1日より低めのところが多いですが、北見と帯広は25度の予想です。
2日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
朝は後志地方や江差など西の地域から雨が降り出し、昼頃は札幌など各地で雨となるでしょう。最高気温は札幌は22度ですが、午前中に観測され、午後は気温が下がります。雨具と上着を忘れないでください。
道北・空知です。
稚内や留萌など海岸部は朝から雨、旭川や岩見沢など内陸は昼頃に雨具が必要です。午後は気温が下がり、海岸部を中心に風も強まるでしょう。
道東・オホーツク海側です。
釧路や根室は明け方まで、激しい雨による低い土地の浸水に注意してください。夕方以降は前線に伴う通り雨があるでしょう。内陸では気温のアップダウンが大きくなります。
10月2日からの北海道の週間天気予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
木曜は晴れますが、金曜は雨の一日となりそうです。1日のように半袖一枚で外に出られる日はなさそうですが、日ざしが出る木曜と土日は割合過ごしやすいでしょう。
つづいて、太平洋側です。
道南方面は木曜の夜から雨が降り、金曜は雨の量が多くなるおそれがあります。土日は大きな崩れはないでしょう。暑さはおさまりますが、それでも気温は高めです。
2日の札幌の朝昼晩の天気
2日の札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
昼は雨で、日中でも上着を着てますね。
雨具と上着が必要です。午前9時頃から雨が降り出し、雨の後、午後はどんどん気温が下がります。
朝より、お帰りの時間の方がヒンヤリしますよ。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※1日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU