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【不眠コラム】30年間あらゆる方法を試して見つけた「最も眠れる方法」 / 2月3日は『不眠の日』

ロケットニュース24

私が通っていた保育園には “おひるねの時間を過ぎても起きられない子供は寝たまま放置される” という風習があった。少し問題があるようにも聞こえるが、当時(約30年前)は大らかな時代だったから単純に「規則正しい生活を身に付けさせよう」という意図だったのだろう。

ともかく私の不眠人生はあの『おひるね』から始まった。「うっかり寝過ごせば同級生たちに笑われる」という恐怖心で全く眠れなくなってしまったのだ。今回はそんな生粋の不眠症である私が、過去に試した方法の中から ”不眠に効果があったもの” 逆に “余計に眠れなくなったもの” をご紹介したいと思う。

・結論を言おう

とはいえ現在、わが国では成人の約5人に1人が不眠の症状を抱えていると言われる。思わせぶりな書き方をして怒られては大変なので、今回は先に結論をお伝えしたい。生粋の不眠症である私が世界で唯一「高確率で眠れる」と思う方法……それはズバリ “病院で薬をもらうこと”だ。

「知っとるわ」と思われた諸先輩がた、大変申し訳ない。しかし世の中には不眠の悩みを抱えつつも「薬に頼りたくない」と考えている人が思いのほか多いのだ。かく言う私は「薬で眠れるわけがない」と思っており、病院を受診したのは30歳を過ぎてからだった。不眠の症状はトシをとると深刻になるケースが多いうえ、最近はコロナ禍の影響で眠れなくなった人もいるだろう。

私がこれまで布団の中で眠れずに過ごした時間は、少なく見積もって2万時間ほど。新規の不眠症患者たちに同じ遠回りをしてほしくない。まず下記の不眠解消法を試したのち、ダメだった場合は速やかに病院を受診してほしいと思うのだ。

・よくある方法は軽症者向け?

さて、ひとくちに不眠症と言っても種類があり、厚生労働省によると大きくは入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害の4タイプに分けられる。ちなみに私は「一度寝ちゃえばグッスリだけど、眠るまでが大変」という『入眠障害』タイプだ。

2〜3時間で眠れれば御の字、ほっといたら朝まで眠れない日が続くこともザラである。朝まで何をしているのかと聞かれれば「考えごとをしている」わけだが、「何も考えるな」で済むなら30年間も悩んでいない

やたら考えるタイプの人間は「何も考えてはいけない」というテーマについてすら、朝まで考え続けてしまうものなのだ。ここまでのレベルになると『安眠グッズ』といった類のものでは、ほぼ効果を得ることができないように思う。

よって“枕を変える” “癒しの音楽を聴く”等の方法は、私には全く効果がなかった。中でもひどかったのは”天井に光が投影される装置”だろうか。不規則に点灯する光を見つめているうちに眠れる、というものだったが……「いつ目を閉じればいいのだろう」と朝まで考えるハメになったぞ。

上記の方法も軽度の不眠症や一時的な不眠には効果があるかもしれないので、一度はトライしてみるべきだろう。しかし、あくまでも個人的な体験としては『安眠グッズ』で眠れた試しがない。お金もかかるから、ほどほどにしておくのがよさそうだ。

またネットでたびたび話題になるのが“眠れる呼吸法”“眠れる姿勢”といったもの。こちらも個人的には「正しい方法を守らねば」と考えすぎて余計に覚醒してしまった。どの方法も効果が現れない場合は早々に見切りをつけよう。

・ダメとは言い切れない

 “目元を温める”という方法に関しては、一概に効果がないとは言い切れない。目元に限った話ではなく、身体に直接的な癒しを与えることは効果的だと思うのだ。本当は“マッサージ中に寝てしまう”というのがベストだが、家族に整体師がいない限りは実行しづらいのがネック。

眠りに落ちる速さでは ”酒をしこたま飲んで寝る”が最強だ。しかし私は28歳を過ぎたころから、酒を飲んで寝ると必ず2時間で目が覚める体質になってしまった。先のことを考えると酒に頼るのは危険である。くれぐれもほどほどに!

・今日は『不眠の日』

さて、ここからは完全に余談なのだが、私はなぜか ”海外旅行に行った時だけ3秒で眠れる” という体質も有している。日本ではどんなに仕事でクタクタに疲れていようが、丸2日寝ていなかろうが、薬がなければ全く眠れないというのに。

一体なぜ海外旅行へ行った時だけ毎晩コロリと眠れるのだろう? 正確な理由は分からない。ただひとつ「自分の不眠症が精神的な事情から起きている」ということだけは確かであるように思う。

私は睡眠導入剤を服用したことで現在、それなりに眠れるようになった。薬は飲まないにこしたことはないけれど、毎夜眠れず苦しんでいるほど人生は長くないぞ。ちなみに本日2月3日は『不眠の日』。悩んでいる人は早めに医師に相談を!

参考リンク:厚生労働省「不眠症」
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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