兵庫県の酒×食材に特化した居酒屋を発見!尼崎『BLANC'O 酒蔵SAKE食堂』 尼崎市
阪急塚口駅近くに、兵庫県の食材と地酒に特化した日本酒居酒屋があるのをご存じですか?今まで知らなかったのを後悔するほど素敵な兵庫への愛があふれた『BLANC’O酒蔵SAKE食堂(ブランコ)』(尼崎市)を取材してきました。
駅から南へ徒歩約3分で、お店は階段を降りた半地下的にあり隠れ家的な雰囲気を醸し出しています。
店内は温かみのある照明にカウンター席とテーブル席の両方があり、お客さんの年齢層は20代後半から上は80代までと幅広いです。男性より女性のほうが比率が高いそうで、店内が女性客ばかりになったこともあったのだとか。
店主は京都や大阪で様々なジャンルの飲食店で働いた経験の持ち主で、38歳の時に自分の店を持ちたいと独立を考えたそうです。
その時、自分の地元である兵庫県のことをよく知らないということに気づき、いろいろ調べていくとたくさんの日本酒の蔵や漁港、農家さんの存在を知り、自分の足で現地を訪れ店で取り扱いさせてほしいとお願いして回ったそう。
たくさん断られたこともあったそうですが、店主の熱意に惹かれた方々とは2018年のオープン以来ずっと取引が続いているそうです。
同店は兵庫県の日本酒以外にも果実酒、ウオッカ、ウイスキーも兵庫県産のものを取り扱っており、数にするとなんと50本以上になるそうです。また、菰樽型日本酒サーバーが常設されているのも特筆すべき点です。
今回筆者は、兵庫各地より厳選した食材がたくさん詰まった「お酒の肴盛り合わせ」と、訪れた人のほとんどが注文するという「天然鮮魚のお造り盛り合わせ」をお願いしました。
お酒は飲めないのに酒のアテが大好きな筆者にはたまらないこの盛り合わせ♡
丸い黒皿に兵庫の美味しさがぎゅぎゅっと詰まっています。数えてみるとなんと9種類もあり内容は淡路島産のしらすや丹波の黒枝豆、但馬鶏のハムなどがありどれも美味しかったのですが特に唸った3品を紹介します。
こちらは神崎郡にある“タズミの卵”を使った「ふくさ焼き」。中には淡路島産の生のりと太刀魚のみりん干しが入っている豪華なもの。卵の甘みの中に魚の旨味が感じられる、ほかでは味わったことのない一品でした。
淡路島のタコとスティックブロッコリーに自家製のわかめラー油がかけられているアテ。タコはプリプリやわらかで、わかめの磯の香りがふわりと鼻孔をくすぐります。
そして、驚いたのがこの真っ黒な「羊羹」。丹波黒ゴマとチョコレートを合わせたもので、上にはくるみと朝倉山椒がのっています。
羊羹というとかなり甘さの強い甘味ですが、こちらは黒ゴマが入っているので香ばしさやさっぱり感もあり、山椒がいいアクセントになった“大人のスイーツ”でした。
産地から直送されている天然魚はその日によって内容は異なり、取材日は「さわら・サクラマス・マゴチ・スズキ・タコ」といったラインナップでした。
春の訪れを告げる「サクラマス」はとてもきれいなオレンジ色で脂がのっていてとろける旨さ。
辛子醤油で食べるのがおススメという「さわら」は、身は柔らかく淡白なのでアクセントのある辛子との相性は抜群でした。
ほかにも兵庫五国(摂津・播磨・但馬・丹波・淡路)より厳選した食材を使用した「七味味噌」も人気で、令和5年には「五つ星ひょうご」や「尼みやげ」として認定されています。
入口付近には尼崎が誇る伝統産業の「菰樽」についてのパネルまであり、「兵庫の食材だけでなく文化なども発信できる場所にしていきたい」と語っておられました。
ここまで兵庫県に特化したお店は初めてで、店主とお話していると兵庫県への愛がひしひしと伝わってきます。筆者も今まで以上に地元に目を向け、地域の良さを発信していきたいと気持ちが引き締まりました。
場所
BLANC'O 酒蔵SAKE食堂(ブランコ)
(尼崎市南塚口町2-15-28サンキララビル)
営業時間
17:00~24:00(L.O.23:00)
定休日
月曜日+火曜日 or 日曜日
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