「残りの人生これでいかせてもらいます」 野菜のプロが教える〝じゃがいも皮むきハック〟に2.1万人感動
今すぐ試したくなる野菜に関する〝ライフハック〟がX上で多くのユーザーを感動させている。
「【裏技】 じゃがいもは... 包丁で...一周切込みを入れて... ゆでるだけで... 皮がスルッと剥がせます!! 皮がスルッと剥がせます!! 皮がスルッと剥がせます!! 面倒なピーラーでチャカチャカする作業が省けるんです!! 試してみて!!」
2025年2月24日、そんなつぶやきと共に、キレイに皮が剥けたジャガイモの画像を投稿したのは、青髪のテツ(@tetsublogorg)さん。
ブログ「やさいのトリセツ」で野菜や果物をおいしく食べるための選び方などを紹介している八百屋歴10年の野菜のプロだ。
ジャガイモの皮が、スルッと剥がせる......?
そんなこと、あるのか?
X上では2万1000件を超える「いいね」(26日夜時点)のほか、こんな反応が寄せられている。
「これを知ってからめっちゃポテサラ作るの楽になった!楽しいし!」 「これは試す価値あり」 「家庭科の教科書に書いてほしい」 「ちょうど今からじゃがいもピーラーでチャカチャカしようと思ってた!!!! ナイス!!!!!!!!!!!!」 「これは凄いライフハック」 「残りの人生これでいかせてもらいますわぁ、、、」
ジャガイモの皮をピーラーで剥いていてもなお、いつもケガと隣り合わせになっている超絶不器用なJタウンネット記者としても、もしこんな奇跡のような裏技があるなら、ぜひ試してみたい。
そこでまずこの投稿について25日、投稿者の青髪のテツさんに話を聞いた。
試してみたら...
テツさんいわく、この方法はテツさんの家で昔からやっている剥きかた。
試してみるときのポイントを尋ねると、「水から茹ではじめ、沸騰してから15分茹でる」、「竹串が刺さればあげてOK」、「冷水で粗熱を取って手で皮を剥く」という3点を教えてもらった。
というわけで、この教えを守り、実際にやってみることにした。
まずジャガイモを洗って、ぐるりと一周切り込みを入れる。
奇跡が起きるのだとすれば、比較対象も欲しい。ということで、もう片方は普通にピーラーで剥いてみた。
記者は特にこの、半分ほどピーラーで剥いた状態のジャガイモをさらに剥いていくのが本当に苦手だ。ぬめりがあって滑るから、毎回ピーラーで指を削らないかヒヤヒヤする。
これからかこの恐怖を味わわずに済むように、なるのだろうか?
ドキドキしながら水から茹で、沸騰してから15分待つ。冷水で粗熱を取ったものがこちら。
切り込みを入れた部分の皮が浮いているようで、確かに剥きやすいかも......?
実際に手で剥いていってみると、画像ほどつるっとキレイには剥けないまでも、切り込みに近い部分の皮は簡単に剥けた。
今回、同時に3個茹でていたのだが、先に剥き始めたものは切り込みから遠い部分が少々剥きづらかったので、冷水でしっかり粗熱を取るのが重要だと思われる。
それから、記者は切り込みが浅かったのかもしれない。もっと思い切って入れると、話題の投稿のようにツルッといけたのかも......。
というわけで編集長にも試してみてもらった。サクッと音をさせながら包丁でイモを一周。水に投入し、グラグラ言い始めてから15分。触れるようになるまで水で冷やすと......。
嘘だろ......ってくらい、ズルッと剥けたという。普通のジャガイモでも、新ジャガでも試したが、どちらも同様だった。
なんなら、サトイモもスルッと剥けていた。
これは、かなり嬉しい。
お湯を沸かす手間はかかるけれど、大量にジャガイモ・サトイモを使いたいときは、特に役立ちそうだ。
記者のように、イモ剥きにいつも恐怖を感じている皆さんはぜひ一度、試してみてほしい。