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渓流ルアー釣りで22cmアマゴと対面 チャートカラーのミノーにヒット

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メモリアルな1匹を手に笑顔(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

2日前まで降り続いた雨のため、大水が出た岐阜県・郡上漁協管内の長良川。水も落ち着いてきた8月24日、釣りクラブのメンバーのなつみさんと、アマゴ狙いに出かけた。そう、真夏の渓流で郡上アマゴを狙うのだ。

郡上アマゴを求めて

午前4時30分、国道256号を北上して郡上市へと車を走らせる。道中川の水量を確認すると、濁りはキツくないが水が高いため、支流へ入った方がいいと判断して水引きが早い長良川支流の亀尾島川へ入渓を決めた。

エサと日券を購入し、まずは中流域から入る。うっすら明るくなり始めてきて川の色を確認すると、ササ濁りで渓流釣りとしては条件が良いように思えた。

タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

今回なつみさんはエサ釣りとルアー釣り、両方の準備をしてきていたため、まずはエサ釣りで水が出たときの定番のミミズのエサを深みのある場所へ入れていく。すぐに反応が出るが、正体は15cmに満たない小さなアマゴたち。反応は出るがハリ掛かりせず、釣れてもリリースしなければいけないため、なるべく魚を傷つけたくはない。

いい時間帯に苦戦

30分ほどで最初のポイントを見切り、次へ移動する。やや下流へ移動してきたが、高めの水で落ち込みと瀬の良いポイントができている。ここでも同じように小さなアマゴたちに遊ばれてしまう。ただここはエサが入れられない広いポイントもあるため、エサでひと通り探った後にルアーにスイッチ。

ナイロン1号を巻いたタックルに、Dコンタクトを結んでキャスト。流芯の際や流れ込み、流れのヒラキなどいかにもなポイントを広く探るが、アマゴのチェイスはない。

気づけば時計の針は8時を指している。真夏の渓流釣りは、早朝の短時間勝負と言っても過言ではないが、一番いい時間帯で釣果が得られない。焦る気持ちをなんとか押さえて次の一手を打つ。

美しいアマゴをキャッチ

大きな場所のため魚がいないはずはないと判断し、やや体高のあるシルバークリークミノーのイエローチャートカラーへチェンジ。するとルアーチェンジして1投目、なつみさんが流芯の向こうへキャストして、トゥイッチを2度入れる。すぐにリトリーブせず、ワンテンポ待って流れを受けさせると、ヒラリとミノーが反転した瞬間にガツン!

サオ先を一気にひったくるようなアタリに、すかさずなつみさんはロッドを立てて応戦する。鋭い突っ込みを見せたが、流れの緩い所へ誘導されて観念したアマゴが、ゆっくりと寄せられてタモに収まった。

ほれぼれするほど美しいアマゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

なつみさんはこれまでエサ釣りで渓流を楽しんできたが、ルアーフィッシングで魚を釣ったのは初めて。それが美しい郡上アマゴともなれば、またその喜びは格別だ。

ミノーのベリー(腹部のハリ)にしっかりと食っており、やる気満々の22cmのアマゴだった。パーマークと赤い朱点がほれぼれするほど美しい魚体で、なつみさんもしばし感激に浸っている。

一期一会の出会いに満足

その後で小休止を入れた後、那比川へ転戦するがやはり小さなアマゴたちに遊ばれてしまい、結局アマゴ1匹のみで午前11時に納竿。貧果に終わってしまったなつみさんだったが、釣りは数ではなく魚との一期一会の出会いを楽しむもの。手に残るアマゴの余韻と満足感に浸りながら、ほんの少しの悔しさも胸に帰路へと就いた。

初めてルアーで手にしたメモリアルな1匹は、なつみさんの一生忘れられない夏の思い出になっただろう。渓流釣りでは漁協などで決められたルールの他に、暗黙の了解的なマナーも存在する。初心者にはちょっと敷居が高いかもしれないが、一度覚えてしまえば難しいことではない。

こうしたルールやマナー違反によって、釣り場でのトラブルをたまに耳にすることがある。ぜひルールやマナーを守って渓流釣りを長く楽しんでいこうではないか。

<週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年9月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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