【同窓会有志が告発】老朽化進む加茂暁星高校校舎の一部が耐震指標不足で危険伴う、学校法人に説明求め会見
学校法人加茂暁星学園が運営する加茂暁星高校
学校法人加茂暁星学園が運営する加茂暁星高校の校舎一部に、安全に使用するには耐震指標の数値が不足している建屋が存在することを、同校卒業生らで組織する加茂暁星高校同窓会の有志が指摘。11月28日、吉沢忠一同窓会長と同高の元校長で新潟経営大学特任教授の西村香介氏が新潟県庁で記者会見を開いた。
吉沢忠一同窓会長(左側)と西村香介元校長
加茂暁星高校は前身の加茂朝学校として1902年に開校し、1964年には現在の場所に校舎を建設した。校舎の老朽化に対し、その都度補修は行ってきたが、大規模な耐震補強工事や建て替え工事は実施していない。
この日に配布された資料には、吉沢氏らが独自に入手した2010年の耐震診断結果が含まれており、これによると、増床前の古い校舎棟には構造耐震指標(Is値)が低い箇所が散見された。著しい例は、第一体育館の0.28で、これは国が「地震の震動および衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い」と指針を定める数値に該当する。西村氏は「大規模地震だけでなく屋根の積雪で崩壊する危険性」にも言及している。現在の建物は診断時からさらに15年が経過していることになる。
吉沢氏は今回2010年の診断結果を公表したことについて「(学校法人との)争いが目的ではない。在校生や母校に入学を希望する出願者の安全確保と情報の透明性が目的」と話し「学校法人側が自ら耐震診断の一次資料を公開すること」「記者会見を開いて説明すること」など速やかな対応を求めた。
吉沢氏は「(耐震診断で危険な数値が出たにもかかわらず)15年にわたって放置したことが問題で看過できない」と話した。
老朽化と耐震化不足が指摘される第一体育館
学校法人側は、にいがた経済新聞の取材に対し「耐震化不足が指摘された第一体育館は、現在使用頻度を最小限にして安全な第二体育館や近隣の体育館を使用するようにしている」と説明。耐震化についても「昨年12月より1,800万円の予算を計上して基本設計を進めている。部分改修や全面改築も内部で議論している段階」と説明した。そのうえで「(説明会を開くなど)対応は早急に行う」としている。
同校では12月1日から2026年度新入生の募集をインターネット上で開始するという。
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