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『ホットケーキ』は日本でしか通じない?パンケーキとの違いとは?

オリーブオイルをひとまわし

『ホットケーキ』は日本でしか通じない?パンケーキとの違いとは?

昔から家で作る定番おやつといえばホットケーキだった、という人は多いだろう。少し前までは女性の間ではパンケーキが一大ブームとなり、すっかり定着したようである。ホットケーキもパンケーキもよく似ている気がするが、両者の作り方や違いについて調べてみた。

1. ホットケーキとパンケーキに違いはあるの?

ホットケーキもパンケーキもどちらも人気の高いお菓子だ。しかし、いざ違いを聞かれると分からないという人も多いだろう。ここでは、ホットケーキとパンケーキに違いがあるのかについて探っていく。

ホットケーキとパンケーキは基本的には同じもの

まずは、ホットケーキとパンケーキでは材料や作り方に違いがあるのかを確認しよう。実をいうと、ホットケーキとパンケーキの材料はまったく一緒だ。小麦粉と卵、牛乳、砂糖、ベーキングパウダーの5つがあれば、どちらも作ることができる。ちなみに、ホットケーキミックスでさまざまなお菓子を作ることができるが、主原料が同じため当然ながらパンケーキも作ることができる。また、作り方も一緒で、材料を混ぜて焼くだけとどちらもシンプルだ。

ホットケーキはパンケーキの一種

ホットケーキが日本での「商品名」であるのに対し、パンケーキは世界的に定番の呼び名だ。この「パン」は「フライパン」のことで、小麦粉・卵・牛乳に、調理目的に応じた砂糖を混ぜてフライパンで焼いたもののことである。後述するがホットケーキとの違いは甘い食べ方ではなく食事として食べることも多い点だろう。ちなみに、ホットケーキとパンケーキのどちらのほうが先に食べられるようになったか気になるところだが、実はパンケーキのほうが歴史が古く、明治17年(1884年)に出版された本に記載されている。

ホットケーキはパンケーキの日本語名

ホットケーキはそもそもパンケーキのことで、大正時代に日本に輸入された。当初は「薄餅」という名で呼ばれていたが、デパートの食堂で出される際に「ハットケーキ」という名に変わった。当時はハイカラすぎてどら焼きと混同されたという笑い話が残っているが、さすがアレンジ上手の日本人。独自の進化を遂げておやつとして定着させた。戦後さまざまな会社が加糖のホットケーキミックスを発売し、「温かいケーキだからホットケーキでいいだろう」と商品名として名付けたのが由来なのだ。とくに大成功を収めたのが昭和32年(1957年)発売の「森永ホットケーキの素」だ。ちなみに、ホットケーキが海外でも通じるかというと、残念ながら通じない。アメリカでは通じることもあるが、日本で食べられているホットケーキとは少し違うものが出される場合がある。海外ではパンケーキの呼び名のほうが一般的だ。

2. 日本におけるホットケーキとパンケーキの違い

明確な決まりはないものの、一方は日本独自のもので、もう一方は世界中で共通する食べ方だ。アレンジの差が大きいようである。

ホットケーキは厚くて甘い

おやつが主流のホットケーキは、トッピングがバターや蜂蜜、メープルシロップなどの甘いものが定番となっている。「森永ホットケーキの素」を大ヒットさせた森永製菓の見解も「砂糖、甘い、厚みがある」食べ物という特徴を挙げている。つまりホットケーキの生地は、甘いこと、ベーキングパウダーなどでふっくら厚いことが重要なのだ。安価にお腹が膨れるし、どら焼きやカステラを想像させるハイカラなおやつは戦後から今日にいたるまで日本の子ども達を虜にしてきたのだろう。

パンケーキは薄くて甘さ控えめ

市販のパンケーキミックスは砂糖不使用か少量のことが多く、ベーキングパウダーもごく少量のようだ。生地よりトッピングが重視され、薄いので一人で何枚も食べる傾向にある。用途も、カリカリに焼いたベーコンや目玉焼き、ナッツ類をのせたり、エビやアボカドをのせたり、前菜にしたりと、食事の一部として食べられることが多い。もちろん生クリームやフルーツ、チョコソースなどで完全にデザートの様相を呈したパンケーキも大人気だ。最近はSNS映えスイーツが人気を博しているが、生クリームやフルーツをたっぷりのせたオシャレなスイーツとしてパンケーキは定着しつつある。

ホットケーキとパンケーキの作り方には違いはなし

ホットケーキとパンケーキの作り方は変わらない。材料をすべて混ぜ合わせ、フライパンで焼くのが一般的だ。焼く際に生地を丸く形作るのがポイントだ。ホットケーキに厚みを出すために、フライパン上にセルクルを置いて焼くこともあるが、生地を作って焼くという工程自体は変わらない。

めざましテレビやチコちゃんの見解

テレビ番組でもたびたびホットケーキとパンケーキの違いは取り上げられる。「めざましテレビ」で特集された際は、砂糖が入っていないまたは甘さが控えめなほうがパンケーキ、生地に砂糖が入っているほうがホットケーキという結論になった。一方、「チコちゃんに叱られる!」では明確な違いはなく、人それぞれという結論になった。

3. 市販品やお店のホットケーキとパンケーキの違い

原則として、ホットケーキとパンケーキに違いはないが、市販されているものの中には明確に区別されていることがある。メーカーや店によってどのように区別しているかは異なるが、ここでは一部を紹介する。

森永のホットケーキとパンケーキの粉の違い

ホットケーキを日本中に広めた立役者ともいれる森永製菓。ホットケーキミックスだけでなく、パンケーキミックスも販売されている。森永製菓では、ホットケーキはスイーツとして食べられる甘いもの、パンケーキは甘くなく食事向きのものと定義付けられている。しかし、森永製菓から発売されているスイーツ向きのパンケーキミックスには砂糖が入っていることもあり、購入する際はパッケージ情報を確認してみよう。

マックのホットケーキとパンケーキの違い

マクドナルドのホットケーキとパンケーキ(プチパンケーキ)の大きな違いは販売時間だ。ホットケーキは朝のみしか販売されないが、プチパンケーキは1日を通して販売されている。また、トッピングも異なる。ホットケーキは定番のバターとシロップがトッピングされるが、プチパンケーキはリンゴソースとクリームをトッピングする。プチパンケーキのほうがスイーツ色が強いのが特徴だ。

結論

生地の厚みや甘みなどがホットケーキとパンケーキの違いのようだ。ホットケーキが日本のおやつとして発展してきたという歴史も面白い。生地そのものを楽しむかトッピングを楽しむか。女性や子どもが喜ぶクリームやフルーツ盛沢山のパンケーキは、自宅でも簡単に作れるので、誕生日などのイベントに合わせて作ってみよう。

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部
監修者:管理栄養士 児玉智絢

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