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【四街道市】中高生のオープンスペース「RAKUまぁる」みんなでほっとできる場所に

チイコミ!

【四街道市】中高生のオープンスペース「RAKUまぁる」みんなでほっとできる場所に

毎月第3火曜日開催の「RAKUまぁる」は地域の子どもたちが安心して立ち寄れる場所。

肩肘張らずに子どもたちの居場所づくりに取り組む恩田さんと原名さんを取材しました。

子どもが気軽に集まれる場所を提供

「RAKUまぁる」を主宰するのは自身も5人の子育てをしている恩田真利子さん。

以前恩田さんが参加した「子ども見守りサポーター養成講座」で知り合った原名さんと一緒に4年前に立ち上げました。

恩田さん(右)と原名さん

下校時間の遅い中学生でも利用しやすいよう、午後4時から午後8時まで開いていて出入りは自由。

塾に行くまでの時間や両親が帰宅するまでの時間など、ちょっとした空き時間をここで過ごす子どもたちも多いそうです。

不登校の子どもにとっては、友達との交流の場になっています。

対象は原則中高生ですが、実際は小学生や親子での利用も可能。

「中学生になってから急にこういう場所に来ようって、なかなかならないでしょう?」と恩田さん。

「小学生の頃から来ていて雰囲気が分かれば、中高生になっても気軽に立ち寄ってもらえるのでは」と続けます。

大人は優しく見守る子どもは伸び伸び

ここでは何かをしなくてはいけないということはありません。

宿題や受験勉強をしてもよし、本棚に並ぶ漫画を読んでもよし、友達とボードゲームをしてもよし。

それぞれが好きな事をして、お互いを尊重できる環境です。

恩田さんらが子どもたちに誘われてゲームに参加することもありますが、基本的には子どもは子どもで自由に過ごします。

ときにはデザートもわいわい作ります

そんな「RAKUまぁる」でのお楽しみの一つが、季節の野菜たっぷりの豚汁とおにぎりの夕飯。

「ごはん炊けてるよー、豚汁できてるよー」と声をかけますが、食べるタイミングはそれぞれ。

子どもたちは食べたいサイズのおにぎりを自分で握ります。

みんなで食べるとおいしさも倍増

野菜嫌いで家では全然食べない子も、ここではみんなと豚汁をお代わりして、お母さんが驚いたことも。

無理をせず、自身の家族も仕事も大切にしながら、長く続けていくことが恩田さんと原名さんの目標。

しかし「今は運営スタッフが少ないので月1回の開催ですがスタッフが増えたらもっと回数を増やしたい」という希望も。

「近所のおばちゃん」として「楽に・楽しく・丸く(RAKUまぁる)」地域の子どもたちと関わっていきたい、と思いを語ってくれました。

(取材・執筆/幸)

RAKUまぁる 開催日時/毎月第3火曜日 午後4時~午後8時 住所/千葉県四街道市千代田5-58-21ちょこっとサロン内 料金/子ども無料 ※大人は300円からお気持ちをお願いします

問い合わせ メールアドレス/rakumaaru.2019@gmail.com Facebook/https://www.facebook.com/profile.php?id=100064641281656 Instagram/@rakuma_ru.chiyoda

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