さかなの教員を目指す? 日本さかな専門学校<教員募集説明会>に潜入!アーカイブも配信中
11月8日(土)、東京都新宿区にあるサカナに特化した本屋・SAKANA BOOKSで、「日本さかな専門学校」の教員募集説明会が開かれました。
同校は、神奈川県三浦市・三崎漁港を拠点に2023年4月に開校した、日本初の“さかなを総合的に学ぶ”専門学校。「飼育」「調理」「漁業」「水質学」「水産ビジネス」「観光レジャー」「食品学」「魚類学」「環境学」など、魚をめぐる多様な分野を、3年間もしくは4年間かけて横断的に学ぶことができます。
そんな「日本さかな専門学校」では“さかな”に関わる未来の人材を育成する、いわば“さかな教員”を募集しています。
実際の授業風景から仕事のやりがいまで紹介
説明会では、「日本さかな専門学校について」「カリキュラム課題紹介」「教員紹介」「教員募集要項」をスライドで展開しました。
「カリキュラム課題紹介」では、イカの産卵場となるイカシバ設置や、カキ養殖の様子など、実際の授業風景が写真や動画で紹介。つい先日行われた湖での釣り実習の様子と、その釣果報告なども交え、現場のリアルな学びの風景が伝えられました。
いろいろな人を巻き込み、自身で授業を設計する
「教員紹介」では、現在の各担当教員の紹介とともに、働き方や仕事のやりがいについても触れられました。
「日本さかな専門学校」の教員は、決められたカリキュラムを教えるのではなく、学び方そのものを自ら設計。大変さもある一方で、専門性を活かしながら新しい授業をつくる面白さが語られました。
また、教員のほかに、釣り具メーカーの関係者やプロアングラーなど、特別講師陣の紹介もありました。いずれも「一緒に授業をしてみたい」と教員が自ら声をかけ、特別講師として招いたものだそうです。
“さかなが好き”という気持ちでつながる人たちが、立場を越えて共に授業をつくっていく──それも、この仕事ならではの魅力として紹介されました。
「さかなを仕事に」 当日の様子はアーカイブ配信も
説明会の後半は、参加者がグループに分かれてフリートークを実施。各グループに担当者がつき、通勤や勤務形態といった現実的な質問から、「どんなさかなが好きか?」といった話まで、ざっくばらんな対話が交わされました。
さらに希望者には説明会後、個別相談の時間も設けられ、参加者の半数以上がそのまま残って教員陣と語り合う姿が見られました。
今回の説明会の様子(前半の学校紹介部分)は、期間限定のアーカイブ動画として公開中です。
さかなを仕事に──。
当日足を運べなかった方や、興味はあるけれど迷っている方は、まずはアーカイブ動画をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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(サカナト編集部)