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BOOK 「 ちくま文学の森 1 美しい恋の物語 」 〝恋に効く〟14編が一同に

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BOOK 「 ちくま文学の森 1 美しい恋の物語 」 〝恋に効く〟14編が一同に

昔も今も恋に悩みは尽きもの?
ちくま文学の森 1  美しい恋のものがたり   ちくま文庫/1045円

安野光雅さん、森毅さん、井上ひさしさん、池内紀さんら4人の識者が〝ほんとうに面白い話〟だけをセレクトした「ちくま文学の森」が、装いも新たに文庫版で刊行。「恐ろしい話」や「心洗われる話」などのテーマに沿って、小説やエッセイ、紀行、戯曲、浪曲などを1冊にまとめた特別な短編集です。
全10巻が揃うなか、今回取り上げるのは〝恋の痛みに効く〟全14編が詰まった「美しい恋の物語」。島崎藤村の「初恋」や、菊池寛の「藤次郎の恋」、バルザックの「ことづけ」など目次だけを見ると一見難しそうな作品が集まっているようですが「実は、初めて読む人にも読みやすい話ばかりが入っているんです」と坂上さん。「昔の作品ながら、男性同士の恋の話なんかもあって、なかなか興味深い。難しく考えず、好きな作家や気になる作品から読んでみると、思わぬ発見があるかも」。
いつの時代も男も女も、恋の悩みは尽きないのだな、と感じられる一冊。画家で絵本作家の安野光雅さんが手掛けた装丁も素敵だから、いつも手元に置いて、一日一編ずつ、大切に読み進めていくのもオススメです。

■この本をおすすめしてくれたのは…
本は人生のおやつです 店主・坂上友紀さん
堂島で、古書7割・新刊3割に加え、雑貨なども扱う書店の店主。利用者に〝ふさわしい〟本を選んでくれる「読書カウンセリング」や、イベントも実施中です。

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