営業職、一人暮らしの《リアル貯金額》。飲み会を断れずお金が貯まりません……【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【24歳 女性】
【貯蓄額】24歳、女性の場合
プロフィール
24歳、女性
人材系の営業職、年収450万円
一人暮らし
【相談内容】飲み会の出費が痛いです……。
「会社の飲み会や友人との飲み会が多く、出費が痛いです。将来のために貯金を増やしたいのですが、どうすればよいでしょうか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である20代単身世帯の貯金額は、平均が121万円・中央値が9万円です。
質問者さんの資産額は約40万円で、これは平均貯金額の約33%、中央値の約4.4倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/
飲み会を楽しみつつ貯金を増やす3つのステップ
質問者さんは、飲み会を楽しみつつ貯金を増やしたいと考えているのですね。
飲み会の費用を管理しながら、将来のために貯金できる方法をお伝えします。
飲み会代の予算を立てる
毎月の飲み会に使う予算を設定しましょう。
たとえば「月2万円以内」と決めるとします。
その中でどの飲み会に参加するかを選ぶことで、楽しみながら無理なく貯金できますよ。
投資と浪費を分けて考える
飲み会を「投資」と「浪費」に分けて考えてみましょう。
仕事に役立つ飲み会や人脈を広げるための飲み会は「投資」として積極的に参加し、一方で単にその場を楽しむためだけの飲み会は「浪費」として少し控えめにしてみてください。
区別をつけることで、必要な人付き合いを続けながら無駄な出費を抑えることができます。
飲み会の工夫をする
楽しくお酒を飲める友人や仕事仲間は、大事な存在です。
その人たちとの関係が今後も無理なく続けられるように、少し工夫してみましょう。
質問者さんが幹事になって、リーズナブルなお店を提案したり、ランチ会に切り替えたりすることで、楽しみながらコストを抑えられます。
これらの方法を取り入れることで、飲み会を楽しみつつ無理なく貯金を増やせるでしょう。
まとめ
・質問者さんの貯金額は、平均貯金額の約33%、中央値の約4.4倍です。
・飲み会を楽しみつつ貯金を増やすために「予算を立てる」「投資と浪費を分けて考える」「飲み会の工夫をする」の3つを取り入れてみましょう。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。