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【本決算】一正蒲鉾(新潟市東区)、主力商品の価格改定や原料相場の安定などにより増収増益

にいがた経済新聞

一正蒲鉾本社(新潟市東区)

一正蒲鉾本社(新潟市東区)

一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)は8月7日、2024年6月期の決算(連結)を発表した。

売上高は344億8700万円(前年同期比5.1%増)、営業利益は12億7100万円(前年同期は1億9300万円の営業損失)、経常利益は12億4700万円(同1億4600万円の経常損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は9億5700万円(同8400万円)となった。

水産練製品・惣菜事業は、2022年9月1日と2023年3月1日納品分より価格改定を行った結果、売価が上昇し前年を上回った。また、スティックタイプのカニかまやはんぺんは販売数量が前年を上回り、年末のおせち商品は前年と同水準の売上を保持した。

利益は、主原料であるすり身の原材料価格の上昇が一服し、2023年4月より主力商品のカニ風味かまぼこ専用工場である本社第二工場の稼働で生産効率が向上したことや、電気料金が当初の想定を下回ったことなどから前年を上回る結果となった。

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