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大磯港の五目釣りでクロサギやアイゴをキャッチ【神奈川】夫婦でのんびり港グルメも満喫

TSURINEWS

クロサギをキャッチ(提供:週刊つりニュース関東版・小谷友樹)

10月12日(日)、三連休の中日に神奈川県大磯町にある大磯港へ夫婦で釣行した。

大磯港で五目釣り

大磯駅からは徒歩約15分。途中ですずき釣具店に立ち寄りジャリメを購入。しばらくぶりの訪問だったが、以前は店外にあったエサの自販機がいつの間にか撤去されており、24時間いつでもエサが補充できる形ではなくなっていた。同店の自販機を利用していた方はご注意を。

すずき釣具店(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

12時ごろに港に到着。釣り場はほぼ満員だったが、中央堤防の付け根あたりの人が帰るタイミングにあたり、そこに入らせてもらう。

中央堤防の角は大人気(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

水色はいつもに比べるとかなりクリア。水中カメラを落として撮影しながらタックルの準備。4.6ftのパックロッドにPEライン0.8号を巻いた小型スピニングをセット。

かなり混雑しているので足元~竿の長さ+5mくらいの正面しか探れない感じ。仕掛けは小物用を忘れたので、手持ちで一番ハリサイズが小さかったカワハギ用の胴突き仕掛けをセットする。

大磯港の釣り座(作図:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

大磯コネクトで腹ごしらえ

1投目、岸壁寄りを探るとかすかにアタリがある。魚っ気があるのでオデコはなさそう。そうこうしているうちにカサゴがヒット。極小だが、オデコを逃れてホッとする。

ちびカサゴ(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

エサを落とすとチリチリッというハリに掛からないアタリが続いているが、少し休憩。

大磯コネクト(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

腹ごしらえと港内にある商業施設の大磯コネクトへ。軽食販売コーナーでデニッシュ生地に魚のフライをサンドしたフィッシュバーガーを購入。

フィッシュバーガー(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

値段の違う3種の魚が選べ、何が売っているかは当日のお楽しみ。今回はキハダとクロムツを1つずつ購入して美味しくいただいた。観光ついでにちょろっと竿を出せるのも同港のいいところ。

人気の飲食店(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

アイゴの大群に遭遇

釣り場に戻ると表層ではアイゴがウヨウヨ。右のサビキ師は敢えて狙っているようだ。この魚が活発で、ちょっと浮かして探ると胴突き仕掛けにも果敢にアタックしてくる。夫婦ともこの魚と遊ぶ。サイズから考えると意外と引くので楽しい。

アイゴの大群(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

他魚種を釣ろうとサビキも試してみたがこれは不発。しばらく時間が空いたあと、妻の竿が曲がる。いい引きで上がって来たのはクロサギ。初めて釣った魚だったがリリース。その後、ハコフグもヒット。

ハコフグ(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

胴突き仕掛けを浮かせていると散発的にアイゴのアタリは続く。右隣の人はトリックサビキで山ほどアイゴを釣っていて、釣ったそばから下処理をしている。正しく処理して食べると美味しいとは聞くが、処理が面倒なので私たちは釣れるたびにリリース。

五目釣り達成

暗くなり始めるとオオスジイシモチが登場。この魚のアタリだけになったので、暗くなった18時すぎに納竿した。

釣り禁止エリアに注意(提供:週刊つりニュース関東版 小谷友樹)

食べられる釣果はなかったが、夫婦で五目釣りは達成。アタリ自体は飽きない程度にもらえて楽しめた。常連とみられる左で5~6mくらいの長めの竿でシロメを使ったサビキ仕掛けを使用していて、散発的ながら20cm弱のウルメイワシやアジなどをヒットさせていた。

きょうはシブい、と常連同士で話していたので、日並みがよければこの手の回遊魚の大釣りも期待できそうだ。

<週刊つりニュース関東版 小谷友樹/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース関東版』2025年10月31日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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