あまり知られたくはないのに教えたくなってしまう“紅茶のおいしい小さな隠れ家”『すこんてぃ』 伊丹市
「えっこんなところに!?」思いもせぬ場所にひっそりとある隠れ家的なお店を見つけた時って嬉しいですよね。今回発見したのは阪急「新伊丹駅」から徒歩5〜6分の住宅街の中にある紅茶とスコーンのお店。店主の"紅茶愛"が溢れる素敵なお店でした。
道路から少し奥まったところにありうっかりすると通り過ぎてしまいそうになる同店ですが、実は日本紅茶協会が選定し阪神地区では数店舗しかない「おいしい紅茶の店」に認定されている知る人ぞ知る名店。
扉を開けて中に入ると外観からは想像できないような英国風の空間。なんと店主の吉川さんがDIYで作り上げたのだそう。珪藻土の壁やアンティークな家具や雑貨など細部にまでこだわりが感じられ、あたたかな雰囲気の空間には穏やかな空気が流れていてすごく落ち着きます。
紅茶好きが高じ"もっと多くの方に紅茶の魅力を知ってほしい"との思いで10年ほど前からマルシェや間借りでの営業、ワークショップなど紅茶についての活動を始めたという吉川さん。2024年9月に活動の拠点となる同店をオープンさせました。
さっそく紅茶とスコーンを楽しんでみることにして、まずカップ選びから。同店では好みのカップに紅茶を入れてもらえます。
紅茶は産地別に多くの種類があり、インドのダージリンには春摘、夏摘、秋摘のものが用意されているなどこだわりを感じるラインナップ。今回はスリランカ産の「スシーラガーデンBOP」をチョイス。ミルクティにぴったりな茶葉だということなのでミルクティで飲んでみることにしました。
紅茶は茶葉によって蒸らす時間を合わせたりするなど吉川さんが一杯一杯ゆっくりと丁寧に心を込めて淹れ、抽出後に茶葉を抜いた状態で約2杯分をポットに入れて提供されます。茶葉を抜いて提供するのは"ちょうどいい一杯"で飲んで欲しいというこだわりから。
余談ですが、本場のイギリス人は紅茶をストレートで飲んでいるものだと思っていたのですが、実はミルクティで飲む人の方が多いのだそう。少し意外でした。
一緒に注文した「スコーン2個セット」も出来上がりました。まずは紅茶を一口飲んでみます。濃厚で芳醇な味わいがミルクによって優しい味わいになりバランスが良くて美味しいです。
次にスコーンと一緒に楽しみます。まずはプレーンから。スコーンはマナーとしてナイフではなくて手で割るのだそう。
ジャムとクロテッドクリームを塗り口の中に入れ、紅茶で流し込みます。これが一番美味しい食べ方らしい。口にスコーンが残ったままで紅茶を飲まない方がいいと何となく思い込んでいたのでこれも意外でしたが確かにすごく美味しいです。
"本日のスコーン"はこの日は「メープルチップ」でした。こちらは何もつけずにそのまま食べるのが美味しかったです。
メニューにはスコーン2個に本日のケーキ(この日はキャロットケーキ)、なめらかプリンと同店の全スイーツをケーキスタンドに載せた「All Sweets Set」というのもあり、ちょっとしたアフタヌーンティー気分を楽しめます。ちょうど他のお客さんが注文していたので写真だけ撮らせていただきました。
"紅茶を飲んでほっと一息ついてほしい"という吉川さんの思いが体現されたような居心地の良い小さな隠れ家は"自分だけの行きつけの場"にしたくなるようなお店でした。
場所
すこんてぃ
(伊丹市平松2丁目3-19 103)
営業時間
11:30〜18:00(L.O.17:30)
定休日
日、月、木曜日
駐車場
無