母乳育児を目指すも断念…。3児ママが実際に使って超便利だったミルク関連アイテム。その進化に驚きも!
小6の息子、小3と1歳の娘、3人を育てる“ママにエール”です。第1子を出産した時、通っていた産院がたまたま母乳育児推奨だったため、初めは完全母乳を目指していた私。でも、いざ授乳を始めてみると、母乳量が安定するのが遅かったため、赤ちゃんの成長のためにミルクとの混合育児をすることになりました。実際にミルクを利用してみると、人前でもあげやすい、夫や祖父母、上の子などもあげることができるといった、ミルク育児のメリットも実感。今回は、そんな私が便利だと感じたミルク関連アイテムをご紹介します。
目盛りが大きい! 最初は『新生児用哺乳瓶』があると楽
産院では、母乳が足りない時用に粉ミルクと新生児用哺乳瓶が用意されていましたが、その哺乳瓶が使い勝手が良くとても便利でした。目盛りが大きくミルク量がわかりやすいのが、気に入った点です。
まだ飲む量が少ない新生児。産院ではミルク量20mlくらいから始めて、順次20mlごと増やしていくような形でした。そのため、目盛り幅が小さいタイプの哺乳瓶だと新生児期は使いづらく、ミルクを作る時にお湯を注ぎ過ぎてしまうなんてことも…。
その点、新生児用哺乳瓶ならそのストレスがありませんでした。目盛りが100mlまでしかないので量を飲むようになったら別の哺乳瓶も必要ですが、慌ただしい新生児期にあっても損はないと思います。
薬液・レンジ使用OK、保管も便利!『哺乳瓶消毒ケース』
ミルク利用で、必ず発生する哺乳瓶の消毒作業。薬液・煮沸・レンジといった方法があります。最初は、家にある鍋だけでできるというのが理由で、煮沸消毒をしていたのですが、慌ただしくて疲労が溜まる産後は哺乳瓶を洗う時間もしんどくて、鍋で湯を沸かす時間さえ惜しい時も…。
そこで、レンジ消毒も活用しました。レンジならセットした後は、その場を離れられるメリットがあります。そんな時に便利だったのが、哺乳瓶消毒ケース。薬液でもレンジでも使え、終わった後はカゴごと一発取り出し。そのまま乾燥できる優れものです。
洗いにくい哺乳瓶の底、乳首もすみずみまで洗浄!『哺乳ビン洗い』
まだ免疫力が弱い赤ちゃんを守るため、哺乳瓶の消毒をするのはもちろんですが、しっかり洗浄してミルク汚れや雑菌を落としておきたいところ。でも、哺乳瓶の底や哺乳瓶用乳首の内側・先端などはスポンジが届きにくいにくいのが難点です。
そこで役立ったのが、哺乳瓶洗いです。さまざまなタイプのものがありますが、私のおすすめは、哺乳瓶用と乳首洗い用がセットになっているタイプ。哺乳瓶用乳首は、赤ちゃんが直接口をつけるものだからこそしっかり洗いたいのに、洗いづらい形状のため、フィットして洗うことができる哺乳瓶用乳首洗いが重宝しました。
ミルク持参でお出かけするなら『保温保冷マグポーチ』
ミルク授乳のメリットの1つは、外出先など人前でもあげやすいということがあると思います。お出かけの際にミルク関連の荷物が増えてしまうデメリットもありますが、逆にミルク用のかわいいポーチを買って楽しむこともできます。
ミルク用のお湯が入ったボトルや哺乳瓶などをひとまとめにできるポーチは、お出かけにとても便利! ベビーカーにミルクを入れた保温保冷ポーチをかけて、赤ちゃんとピクニック気分のお散歩も楽しいはず。保温保冷できる大きめのタイプを選べば、赤ちゃんが成長して大きくなったら、ミルクに変えて離乳食やランチボックス・水筒などを入れて使うことができ、子どもとのお出かけシーンに長く活躍します。
お出かけにも、防災対策にも役立つ!『液体ミルク』
私が2人目を出産した頃にはなく、3人目を妊娠した時には登場していて驚いたのが液体ミルクです。産院でサンプルをもらったので、試しに我が子に飲ませてみると、普段飲んでいるミルクと変わらない様子で嫌がらずに飲んだため、防災備蓄として購入することにしました。少なくとも3日分、できれば7日間分程度を常備。近年、災害も多いので、赤ちゃん用品の備蓄も必要だと感じていました。
賞味期限が近づいたら、お出かけする時のミルクとして利用しました。使ってみると、お湯を持っていく手間が省けて楽なのを実感! 私が使っていたピジョンの哺乳瓶用乳首「母乳実感」が、液体ミルクの缶に直接つけられるアタッチメントがあって便利でした。
初めは完全母乳を目指していた私でしたが、母乳・ミルク混合育児を経験したことで、母乳とミルクそれぞれのメリットも知ることができました。今となってみると、混合育児は私にぴったりだったと思います。赤ちゃん用品も日々、進化しているので、次にどんなアイテムに出合えるか楽しみです。
[ママにエール*プロフィール]
おしゃべりな長男と、天真爛漫な自由人の長女、後追い真っ盛りの1歳の次女、3人の子を持つ母。化粧品会社・ITベンチャー・雑誌社などを経験後、フリーライターに。良いことも悪いことも全部力にできるようなエールを全てのママに!
※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。