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コジマジックさんが防災ポーチに入れるもの『ポーチでオッケー!BOUSAI!』

さくマガ


連載『ポーチでオッケー!BOUSAI!』では、常日頃からできて“持ち歩ける防災”をテーマに、ゲストさんにオリジナル防災ポーチを作っていただきます。
作るにあたって、重要なルールがあります。それは“重さを 500gまでに収めること”。
11月は収納王子コジマジックさん。収納と防災は切っても切り離せないくらい、共通点がたくさんあるんです。そのあたりもプロのお話を聞いてみたいと思います。

まずは自然災害について

岡山出身なんですが、阪神淡路大震災のときは大阪にいました。
階違いのマンションに相方と住んでいて、住んですぐ地震にあいました。
1Rだったので小さなキッチンの上に食器棚かあって、その食器が揺れで全部落ちて、逃げる時に割れたグラスを踏んでしまい怪我をしながらもマンションの外に出ました。
外に出ても相方がいなくて、部屋に見に行ったら家具と家具が倒れ合った三角の空間で寝てました。
爆睡していて「起きろ!」と起こしたら、相方は揺れには気づいたけど古いマンションだったので大きなトラックが通ったのかと思ったと。
外に出たものの携帯が一切繋がらなくて、誰にも連絡できず。相方が近くにいてくれて心強かったです。
岡山の家族には 2日目くらいで連絡とれたと思います。

ーー強運の相方さんですね。
やっぱり通信は途絶えてしまいますよね。少し怪我をしたものの、大事に至らずよかったです。
地震が起きたときは飛び出してはダメですのでご注意を。

阪神淡路大震災を経験して変わったことは?

重いモノを上に置くなど、収納の仕方によって命に関わるんだなとわかりました。
片付けの勉強をするようになって、実際に家の階段が物置になってしまうケースが多く、避難経路が確保できずに逃げ遅れてしまうことも。
お片付けをしながらも防災は意識しなきゃなと自分の中で大きくなりました。
他にもお客様の家をお片付けするときに防災グッズを奥に仕舞い込んでる方が多くて、すぐに使える、すぐに取り出せる収納場所をレクチャーするべきだなと。
自宅には家族4人分の防災バッグも用意してます。
内容は一般的な防災セットで、定期的にチェックするようにしてます。
置き場所は家の中に入れない状況が最悪あるかなと思って、外の階段下収納に1つ。
避難までしなくていい場合に備えて、リビングにもコンパクトタイプなモノを置いてます。
定期的チェックは置き場所によるかなと。
階段下収納は自転車用品、洗車用品、アウトドア用品を入れていて、そこを見る機会のときに一緒に防災バッグを見るようにしてます。
防災バッグだけが目的の場所に置いてしまうと結局見なくなってしまうと思うので。

ーーお片付けの仕事でも防災意識を持ってやると安全な家になりますよね。ご自宅の防災バッグのチェックはさすがです。
なかなか見ないところに置いてしまうと、賞味期限など切れてしまいます。ついでに見られるところに置くというのもポイントですね。

防災ポーチに入れたものは?

簡易充電器、充電コード、お金、マスク、圧縮タオル、紙パンツ、圧縮ソックス、液体歯磨き、携帯トイレ、アルミシート、ポンチョ、セラミックナイフ、ライト、裁縫セット、S字フック、安全ピン、ロープ、レジ袋

連絡取れなくなったら困るのでスマホの充電器とコード。
お金は公衆電話でも使える 10円や何か買えるように1000円。
衛生用品として、替えのマスクと圧縮されたコンパクトタオル、紙パンツ、圧縮ソックス。100均様様です。
液体歯磨きはカプセルのものだとかさばるので、袋タイプのものを。非常時のアルミシートは寒さ対策や下に敷くこともできるので。
ポンチョもコンパクトタイプを見つけました。
セラミックナイフは軽くて、子ども使えるし、食べ物に限らずカットできるので。ライトは電池をたくさん使うモノが多いので、電池が単 3電池 1本で
7時間保つ軽いモノにこだわりました。
S字フックは万能で何かを掛けるでも、棒を引っ掛けてかけることもできます。これもアルミ製の軽いモノを。
何か止めたり、ペットボトルの蓋に穴を開けるなど使えるように安全ピンも入れました。
レジ袋もちょっと厚めのモノで、汚れたモノも入れられるし水を運ぶことも。このレジ袋の四角折りは収納のこだわりです。これだとかさばらずに入れられます。

(重さは500g以内に収まりました)

防災ポーチを作ってみていかがでしたか?

500gでこのポーチの大きさということで、収納の基本“モノを持ちすぎない”。
容量を決めてそこに入るモノだけにする、何が必要か、すぐにパッと持ち運べるなど、さらに大切なモノを見極める力を確かめられてすごく貴重な時間でした。
あとは誰のための防災ポーチを作るべきなんだろう? と思いながら作りました。
収納でも子どもに学ばせたいという親御さんもいるのですが、この防災ポーチもまず大人が学んで、生き延びることが子どもを守ることにも繋がるんだなと思いました。

ーー防災ポーチの収納の仕方は本当さすがです。
S字フックやロープ、レジ袋の畳み方など今まで入れた方がいなかったので私にとっても大発見でした。
防災バッグ、防災ポーチの中身には不正解はありません。自分らしく、一番安心するものを作ることですね。

最後にお仕事について

自分の仕事の主軸が講演会で、年間200本くらいやっていて、会社の売り上げのほとんどでしたがコロナでゼロに。
そこから片付けの会社として全てオンライン化して、仕事のやり方が変わりました。
スタッフ育成もして、私が動かなくても会社が動くように作って、私がメディアやSNSで発信するという形にしました。
なので今は、YouTube、TikTok、Instagram、Twiterなど動くプロフィールに力をいれてます。
他にも私自身がコロナ禍で家を建てたこともあり、家を充実させる方も増えたので、片付けだけじゃなく『世界一、収納にこだわった家』という家づくりもやり始めました。
芸歴27年で自分はメンタルが強いと思ってたのですが、コロナで自分の弱さも知ったので、時代にあった自己プロデュースをしていきたいです。

ーーコロナ禍で色々変わっても、新しいことにチャレンジされていて本当に尊敬します。
とても勉強になりました。私も整理収納アドバイザー2級を持っているので、もっと防災と整理収納を合わせて活かしていきたいです。

お知らせ

コジマジックさんの YouTube『収納王子コジマジックちゃんねる』に私も出演させていただくことになりました。チャンネル登録をして更新をお待ちください。
そして、この連載『ポーチでオッケー!BOUSAI!』が全 12回完結という ことで、次回で終了となります。
最後には素敵な報告もできる予定ですので、最後まで見ていただけたら嬉しいです。
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執筆

時東ぁみ
1987年生まれ。東京都出身。マルチタレントとして活躍中。防災士やペット災害危機管理士の資格を活かした仕事や、チャリティ活動もおこなっている。
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