「人生の全てが愛しくなる映画(水谷豊)」中谷美紀、柴田理恵ら39名の著名人から絶賛コメント到着!『九十歳。何がめでたい』
直木賞をはじめ数々の賞を受賞し、昨年の11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ集「九十歳。何がめでたい」が実写映画化。2021年に公開され大ヒットとなった『老後の資金がありません!』の前田哲監督が、草笛光子を主演に迎えた映画『九十歳。何がめでたい』が、6月21日(金)より公開される。このたび、本編シーンの一部が解禁。さらに、水谷豊、中谷美紀、柴田理恵ら39名の著名人から絶賛コメントが到着した。
シリーズ累計178万部の人気エッセイが映画化!
「九十歳。何がめでたい」は、2016年5月まで1年に渡り「女性セブン」(小学館)に連載され、90歳を迎えヘトヘトになった作家自身の日々の暮らしと世の中への怒り、戸惑いを綴った。書籍化されるや、その“老い”や“現代社会”に対する歯に衣着せぬ物言いと、独特のユーモアで、“人生100年時代”といわれる現代を生きる老若男女に多くの共感を得て、たちまち社会現象に。その後、98歳を迎えますますヘトヘトになった日々の暮らしを綴った続編「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」も刊行され、シリーズ累計発行部数は現在178万部の大ベストセラーとなった。
本作で、実在の主人公・作家佐藤愛子を演じるのは、昨年の10月22日に“90歳”を迎え、益々活躍の幅を広げる草笛光子。近年では、映画『老後の資金がありません!』で主人公を悩ますチャーミングな浪費家の姑役、映画『次元大介』では世界一の銃職人役と、幅広いキャラクターを演じているが、今作では、“世の中を痛快に一刀両断する90歳の作家”という役どころに挑む。100歳の現役作家と90歳の現役俳優の、めでたいふたりのタッグで、“生きづらい世の中”に悩むすべての人に贈る、現代社会を“一笑両断”する笑いと共感の痛快エンターテイメント映画が誕生する。
タクシー乗車中に歯に衣着せぬ愛子節が炸裂!
映像は、草笛光子演じる作家・佐藤愛子と孫娘の桃子(藤間爽子)がタクシーで移動中に運転手(三谷幸喜)と世間話で盛り上がる場面だ。
「無線タクシーに電話をかけたんだけど30分も繋がらなかったわ」とボヤく愛子に「昨今はスマホで呼べるんですよ」と教える運転手。「スマホなんて持ったことない」と嘆く愛子に運転手も「便利なのか不便なのかわけのわからない世の中になりましたねえ」としみじみと同調してみせる。その後もスマホ談議に熱が入り、なんでもスマホで楽に解決してしまう現代人に対して「てめえの頭と身体使って生きてみろって言ってやりたいんですよ!」と啖呵を切る運転手に思わず愛子も「よく言った!」と返したところで映像は終了。この後も、精算しようとする運転手が黙り込んでしまうほどに、ヒートアップした愛子が次々と愛子節を炸裂させるのだが、気になる続きはぜひ劇場でお楽しみいただきたい。
そんな愛子の強烈なメッセージの数々と、90歳になってもなお、パワフルな愛子を見事に演じてみせた草笛光子に著名人も絶賛。草笛と親交の深い俳優の水谷豊が、「草笛さんは実は佐藤愛子さんだったのではないかと、まんまと思わされました。楽しくて切なくて、人生の全てが愛しくなる映画です」とコメントを寄せたほか、中谷美紀、鈴木おさむ、養老孟司、柴田理恵、犬山紙子ら39名の著名人から絶賛コメントが到着している。
<コメント>※敬称略・順不同
森永卓郎(経済アナリスト)
誰もが避けられない90歳という「平凡」を
草笛光子の突出した演技力という「非凡」が鮮やかに浮き彫りにしている。
こんなに高いリアリティの作品は、二度と生まれないだろう。
最相葉月(ノンフィクションライター)
何度も爆笑しました
そして、エンドロールで泣きました
一度作家、一生作家
この映画は75年の長きにわたり
喜怒哀楽を共にしたすべての読者と編集者への
愛子先生からの感謝状だと思いました
荻原博子(経済ジャーナリスト)
90歳を超えた主人公に元気をもらうのはもちろん、
世の中についていけず自信を失った多くの人に、
中年編集者を通して希望を与える。
生きていくことを前向きに考えることで幸せが来る、と教えてくれる映画です。
山口恵以子(小説家)
加齢による衰えや不調を隠さず描いているので、
愛子先生の気持ちの強さが一層光って見える。
断筆を破って執筆を再開すると、
顔の表情だけでなく、体の動きまで若々しくなる草笛光子の演技も秀逸だ
ねこまき(作家)
あの大ヒット作誕生の陰にこんな熱い攻防戦があったとは!
名コンビ!迷コンビ?
久々に声を上げて笑って気持ちがふわっふわに軽くなりました
そして迫りくる老後に焦って怯えて
ヘトヘトな心に活を入れてもらいました!
東国原英夫(政治評論家/テレビコメンテーター)
アクティブシニアの代名詞というべき
佐藤愛子先生のお人柄がギュッと詰まった、爽快で心温まる名作。
66歳の僕もまだまだ若輩者。
本作品を観れば、年を取るのが楽しみである!と感じること間違いなし。
和田秀樹(老年精神科医)
老いて研ぎ澄まされる人間観察力を見事に駆使する佐藤愛子さんの生きざまを、
年輪を重ね見事な表現力で演じる草笛光子さんが伝えてくれる。
中高年も高齢者も仕事が人間を再生させる真理は人を元気づけるものだ。
坂東眞理子(昭和女子大学総長)
見る人を笑わせ、ほろっとさせ、そして元気にする映画でした。
エッセイは佐藤愛子さんの文章力に感心しましたが、
今回は草笛光子さんの演技力が印象に残りました。
草笛さんが佐藤さんか、佐藤さんが草笛さんか、
魂が乗り移ったような演技は迫力満点です。
彦摩呂(タレント/レポーター)
この映画を観ると何度も生き直せる、人生の蘇生術。
まさに90歳のAEDや〜!
綿矢りさ(作家)
猛々しいエネルギーを放つ佐藤愛子先生の魅力が、
これでもかぐらいに詰まった映画。
百歳のサクセスストーリーは、全年齢の人間を勇気づけ、
生きようって思わせてくれる。
面白いおばあさんって最高だ!あっぱれ!
江原啓之(スピリチュアリスト/オペラ歌手)
笑って涙して。珠玉のぼやき。珠玉の情け。
そこにあるのは珠玉の人生讃歌。
人間を見つめ続けてきた作家の生き様が言葉にたましいを宿らせる。
人生に無駄はない。
佐藤愛子という珠玉の人間が、そこにいた。
樋口恵子(NPO法人高齢社会をよくする女性の会名誉理事長)
もう一息がんばって生きてみようかと思える映画です。
生きていく上で人間関係は不可欠です。
人とつながって、励まされながら人生を終えられたら、
人生は成功と言っていいんじゃないでしょうか。
田原総一朗(ジャーナリスト)
90歳。なにがめでたい。と宣言しながら前向きに意欲的に生き、
今まで書いてきたエッセイを、もう書かないといいながら
書きつづけている佐藤愛子さんの逞しい意欲と魅力を十分感じさせ
またそれを演じる草笛光子さんが
私と同じ90歳でありながら、とても若く見えた。
生島ヒロシ(パーソナリティ)
「死ぬまで面白く生きてやるぞ!」という気持ちにさせてくれる映画!
前田監督マジックが素晴らしい!サプライズな出演者達。
痛快、めでたい、ありがたい!
尾木直樹(尾木ママ)(教育評論家/法政大学名誉教授)
体力の衰えを感じ、不安ばかりが募るこの頃。
スクリーンを通して佐藤愛子先生、草笛光子先輩からの
「叱咤激励」に背筋が伸びる思いがした。
九十歳はやっぱりめでたい!
年を重ねる楽しみが膨らむ何とも愉快な映画だ。
水谷豊(俳優)
『九十歳。何がめでたい』
草笛さんは実は佐藤愛子さんだったのではないかと、まんまと思わされました。
楽しくて切なくて、人生の全てが愛しくなる映画です。
綾戸智恵(ジャズシンガー)
生きてる限りは年齢によらず過程か
芝居の幕引きみたいにならない毎日がこれからもある
なんか度胸が湧いてきた
毒蝮三太夫(俳優)
女ははじける、男はいじける。
主役の御両人(草笛光子、唐沢寿明)の好演、快演が痛快至極。
元気を貰いましたよ。
ただ、ジジイババア応援団のオレとしては、
まもなく90歳のジジイ(オレ)を主役で、
続編『90歳、ナンとめでたい』というのはどうだろう、ハハハ。
犬山紙子(イラストエッセイスト)
年齢を重ねることに活力を与えてくれる映画。
生き様のかっこいい先輩に、悩みを聞いてもらって、愛と喝をもらって、
泣いた後のような気持ち。大好きです!
佐久間文子(文芸ジャーナリスト)
作家と編集者がぶつかり、化学反応が起きてベストセラーが生まれる。
誕生の裏側を見ると、改めてその本が読みたくなる。
年賀状のコスプレ写真まで再現する芸の細かさと、
草笛さんの神々しい美しさがすばらしい。
泉房穂(弁護士/兵庫県明石市 前市長)
とにかく元気が出る映画だ。
人生、長生きをしていれば、悲しいこともあるが、楽しいこともいっぱいある。
人生を楽しめるかどうかは、本人次第。
いくつになっても、人生はこれから。
90歳なんて、まだまだこれからだ。
こがけん(お笑い芸人)
大御所女性作家と中年編集者。
そこはかとなくシンパシーを抱き合うふたりの交流を通して、
独りでは生きられない人間の人間たる弱さを肯定する人生讃歌。
御年90歳の草笛光子による、作家・佐藤愛子の完全再現っぷりにオーマイガー!!
これは世代や時代の垣根を超えた青春映画だ!
柴田理恵(俳優)
草笛光子さんの圧倒的に明るいパワー!
たとえ肉体は衰えても、心は自由に、強靭になっていく。
老いることもまた楽しい。という境地!
晴れやかで爽快な気持ちになれました!!
石原良純(俳優/気象予報士)
とにかく、草笛光子さんが格好良い。キレがある。
画面から放たれるエネルギーに、年齢など全く関係ない。
人が生きるということは、エネルギーを出し続けるということ。
二年前、九十で亡くなった父からそう教わった。
先人に負けぬよう。僕らもエネルギーを発しよう。
ジェーン・スー(コラムニスト/ラジオパーソナリティー)
長寿大国ニッポン。
時代との距離を感じても、やることがある場所で、
誰かと一緒に、他者から必要とされながら生きるのが、何よりの幸せなのだと思った。
夏井いつき(俳人/エッセイスト)
いよいよ二十年ぶりに、映画館に行くことになるのか、ワタシ!
辛酸なめ子(漫画家/コラムニスト)
この世の中で何がめでたいといえば、
生きていること自体がめでたいと、
佐藤愛子先生に教えられ、
心の内側から力がわいてきました。
松本ともこ(DJmapi)
声を出して笑って、我慢できずに号泣。
こんなに清々しい気分になるなんて!
草笛さんの「語り」もミラクル、エッセイとゆっくり向き合える贅沢な時間です。
わたしは、愛子先生と’ハチ’の、リアルで尊い命のお話が大好き。
先生、ハチ、秘密を教えてくれてありがとう。
古市憲寿(社会学者)
人生は90歳からでも変えられる。
未来への不安を痛快に払拭してくれる映画です。
それにしても…佐藤愛子さんも草笛光子さんも格好いい!
桂宮治(落語家)
笑って、笑って、笑って、泣いて…
初めてです、笑っていたのになぜか涙が溢れてきたのは。
家族と仲間との生活をより大切に、そしてたくさんの人に会いたくなりました。
九十歳。めでたいじゃないですか!そう思わせてくれる作品です。
養老孟司(解剖学者)
美男美女の若者ではなく、元気だけが取り柄の婆さんと、
家族にも見捨てられた中年男のやり取りで一巻の映画ができるということは、
日本社会の成熟を示すものとして寿ぎたい。
岸博幸(慶應義塾大学大学院教授)
凄いメッセージをもらった。
生きづらい世の中だからこそ、逆に周りに遠慮せず“まっしぐらに生きろ!”。
リタイア世代のみならず若い人もこの言葉を肝に銘じて人生をエンジョイしよう!
下重暁子(作家)
必要とされると、人は蘇る。
愛子先生90歳、編集者の熱意に負けてエッセイを書く事で自分の人生を取り戻した。
90歳はやっぱりめでたい!100歳はもっとめでたい。
鈴木おさむ
年を取るごとに人生うまくいってないなーと思う人も多いと思いますが、
結局、そうしてるのは自分次第。
人生にはいくつもの選択肢があって、どう生きるかは自分次第なんだな。
とにかく、見て、こんなに気持ちよくなった映画は久しぶり。
人生の進み方に悩み始む50代、60代の人には、生き方の教科書みたいな映画だな。
平野レミ(料理愛好家)
この映画を見たら悩んでも悩まなくても月日は流れていくのを痛感。
日々の生活を楽しんで暮らさなきゃ損よね。
日本中が愛子さんのように過ごせたら明るくなること間違いなし!
中谷美紀(俳優)
親愛なる演劇界のお母さん、生誕90年記念映画、誠におめでとうございません!
老いも孤独もキリッと辛口のユーモアで笑い飛ばす佐藤愛子さんの生き様は、
まるで草笛光子さんの日常のよう。
長い歴史と共にあった二人の女性の人生を覗き見しながらクスッと笑わされたり、
ホロリと涙させられたり、とても豊かなお時間をいただきました。
加藤諒(俳優)
草笛光子さん演じる佐藤愛子さんがとてもチャーミングでずぅ〜ッと観ていたかったです。
これからも…
老後も…
落ち込んだり、凹んだり、壁にぶち当たる事があると思います。
そんな時、佐藤愛子さんの言葉が、この作品が背中を押してくれるかもしれません。
塙宣之(ナイツ・お笑い芸人)
強く正直に生きる事の大切さを教えて頂きました。草笛光子さん大好きです。
土屋伸之(ナイツ・お笑い芸人)
草笛光子さんが演じる佐藤愛子さん、ある意味最強の主人公です。
時折、師匠や祖母など、大事な人を思い出して心があたたかくなりました。
『九十歳。何がめでたい』は6月21日(金)より全国公開