言葉遣いを磨いて良好な大人の人間関係を築く方法とは!?【頭がいい人の敬語の使い方】
言葉づかいを磨いて〝デキる〞大人になろう
敬語は最強のコミュニケーションツール
「あの人は感じがいい」と言われる人がいます。観察すると、そのポイントの1つが話し方にあるようで、そういった人は「敬語」の使い方が上手なのです。
たしかに、敬語を上手に使うと、相手への気配りを感じさせ、また自分の立場をわきまえた話し方ができます。逆に、上手に使えないと、かなり失礼な言い方になったり、偉そうな話し方になってしまいます。
つまり、私たちの生活では、敬語が正しく使えるかどうかで、その人の人格ばかりか、能力まで評価されてしまうこともあるのです。
敬語が苦手という人は、丁寧な言い回をしをしようとして過剰な敬語になっていたり、パターン化された言い回しばかり多用してしまっていることがあります。
まずは、敬語の分類と14ページからの「5つの敬語の使い方」をいま一度確認しましょう。
巧みな敬語は良好な大人の人間関係を築くツール
過剰な敬語はそぐわない。相手を敬う気持ちを正しく伝えたい
×お承りました
×お車がいらっしゃいました
身内で使う言葉やカジュアル過ぎる言い回しは社会人としての評価を下げる原因に
×なるほどですね
×私的には~
正しい敬語をマスターして“ デキる ” 大人へ
敬語の分類
尊敬語 「いらっしゃる」「おっしゃる」型
相手側または第三者の行為・ものごと・状態などについて、その人物を立てて述べるもの。
謙譲語I 「伺う」「申し上げる」型
自分側から相手側または第三者に向かう行為・ものごとなどについて、その向かう先の人物を立てて述べるもの。
謙譲語II(丁重語)「参る」「申す」型
自分側の行為・ものごとなどを、話や文章の相手に対して丁重に述べるもの。
丁寧語 「です」「ます」型
話や文章の相手に対して丁寧に述べるもの。
美化語 「お料理」「お酒」型
ものごとを美化して述べるもの。
【出典】『 頭がいい人の敬語の使い方』著:本郷陽二