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庭で遊んでいた愛犬、不発弾を掘り出そうとして飼い主びっくり(米)

Techinsight

犬の飼い主は不発弾を見て、すぐ警察に通報。爆弾処理班が駆けつけて、近隣住民は一時避難を強いられたという(画像は『New York Post 「Dog digs up piece of antique bomb in Florida backyard」(Action News Jax)』より)

米フロリダ州で今月20日、愛犬が庭の片隅で何かを見つけて掘って遊んでいることに飼い主は気付いた。何かが埋まっているのかと飼い主が確認すると、そこには古い不発弾があった。飼い主が警察に通報すると、近隣に一時避難勧告が出されたが、無事に回収されたという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

【写真】愛犬が庭で掘り出そうとしていた不発弾。のちに爆弾処理班により、無事回収されたという

不発弾が見つかったのは、米フロリダ州ジャクソンビルに住むマシュー・シムスさん(Mathew Sims)の家の庭だ。今月20日、マシューさんは愛犬“ベビー(Baby)”を庭で遊ばせていると、ベビーがフェンス近くの土を熱心に掘り始めたことに気付いた。

ベビーは何かを見つけて掘り出そうとしている様子で、食べてはいけないものだったらまずいと思ったマシューさんは、ベビーが掘っていた場所を確認することにした。思った通り、そこには何かが埋まっていたが、一部しか見えなかった。

マシューさんは、「引っ張り上げるまでは、それが何なのか分からなかったんです。でも半分ほど引っ張り出したところで正体が分かったので、そっと戻しました」と振り返る。

マシューさんが引っ張り出そうとしていたのは、なんと古い不発弾だった。爆発する可能性も捨てきれないため、マシューさんは内心パニックになっていたそうだが、不発弾を刺激しないようにそっと地面に置くことができた。

その後、ジャクソンビル警察に通報すると、爆弾処理班が現場に駆けつけた。近隣住民は一時避難することになったが、不発弾は無事に回収され、マシューさんは胸をなでおろした。

回収された不発弾は、重さ約10ポンド(約4.5キロ)、全長1フィート(約30センチ)で、錆びついて劣化した状態からして何年もの間、マシューさんの自宅の庭に埋まっていたのではないかとジャクソンビル警察は報告している。

避難するほどの騒ぎになったが、同エリアに住むカーラ・スミスさん(Carla Smith)は、「見ていて面白かったですよ。過去にこの地域で遺物を発見した人がいるので、怖くはなかったですね」と話しており、過去にも似たような経験があったことから恐怖はそれほど感じなかったという。

しかし、なぜ不発弾がマシューさんの自宅の庭に埋まっていたのか、その経緯は未だに分かっていないそうだ。

画像は『New York Post 「Dog digs up piece of antique bomb in Florida backyard」(Action News Jax)』『TravelingWanderer TikTok「Not your average retriever」』『Matt Paprocki X「I’m 42. I’ve owned dogs my entire life.」』『ray TikTok「she did this last saturday too its like a routine」』『KT&PC TikTok「She crazy」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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