ヘビー級日本一を報告 上田幹雄選手が市長表敬〈川崎市川崎区・川崎市幸区〉
昨年の大みそかにさいたまスーパーアリーナで開かれた格闘技イベントRIZIN45で、ヘビー級日本一に輝いた川崎区出身の上田幹雄選手(28)が1月25日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長に大会結果を報告した。
上田さんは、ヘビー級日本人のトップを決める試合と評された一戦で、2ラウンド55秒、左ハイキックからのグラウンドパンチでTKO勝ちを収めた。
福田市長は「川崎で育った上田選手が、日本一を決める戦いで勝利しうれしく思う。私もユーチューブで試合を見たが迫力に驚いた。今年も活躍してほしい」と激励。上田選手は「今年はRIZINを舞台に戦い、将来は世界最高峰の格闘技団体UFCを目指したい」と抱負を語った。
上田選手は、4歳から川崎区に住み宮前小学校、富士見中学校を卒業。5歳から始めた空手で、2012年に高校王者、19年に世界王者となり、21年に総合格闘技に転身した。