【愛川町】愛川町の日本ハードメタル㈱ ラジオ体操 続けて35年 優良団体等表彰を受賞
愛川町中津の日本ハードメタル(株)(竹生光志代表取締役)がこのほど、体操の普及啓発に努めた団体へ贈られる「ラジオ体操優良団体等神奈川県表彰」を受賞した。9月2日には同社で表彰式も行われた。
表彰は(株)かんぽ生命保険(東京都千代田区)が1956年から行っているもので、団体と個人の表彰に分かれている。今年は全国で182団体、個人110人、神奈川県からは10団体、3人が選ばれた。厚木市・愛川町・清川村からは同社が唯一選ばれている。
日本ハードメタル(株)は1964年に創業。67年から愛川町中津に本社と本社工場を置き、超硬合金・サーメットの素材メーカーとして生産研究を行っている。
同社では、35年ほど前からラジオ体操を実施。毎朝8時10分から各部署ごとに、全員で体操をすることにしている。今回の表彰は、全国ラジオ体操連盟理事の藤元直美さんに、高校時代の同級生だった同社技術部の小山綾子さんがラジオ体操を継続していることを伝えたことで、藤元さんが推薦。審査を経て受賞に至ったという。
全員でレッスンも
9月2日には、藤元さんも来社し、全社員を前にラジオ体操のワンポイントレッスンを実施。身体の使い方や姿勢などの指導を受けた後に全員でラジオ体操を行った。その後、表彰式が行われ、かんぽ生命海老名支店の和田めぐみ支店長から広田智幸工場長に表彰状が手渡された。
広田工場長は「朝にラジオ体操をすることで体も頭も動いてくれる。そのおかげか、大きなけが人も出ていない」と笑顔で話し、小山さんは「名誉ある賞をいただけて素直にうれしい。今後も継続していって地方表彰、全国表彰をめざしていきたい」と話していた。表彰状は社員全員が見られるよう、社内に掲示されているという。