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神戸・旧居留地の「神港ビルヂング」1階にある喫茶店『Café Rest 8番館』にて、9月27日より、2種類のソーダを一緒に楽しめるクリームソーダ「虹」の提供がスタートしました。

神戸市立博物館で現在開催中（～2月1日まで）の「大ゴッホ展」や、TOTTEIなどのベイエリア散策ついでに立ち寄るにもピッタリな立地です。

こちらが「虹」。どっしりと重厚なグラスに、それぞれが300mlはありそうな、たっぷりサイズの2種類のソーダ。ソーダはメロン、ブルーハワイ、レモン、いちご、ぶどう、青りんごの全6種類から選べるのですが、今回は「ブルーハワイ+いちご」（右）と「メロン+ぶどう」（左）にしてみました。隣に並ぶ色合いを想像しながらオーダーするのも楽しい♪

ソーダの上には生クリームとバニラアイス、そしてファンシーな色合いの乾燥マシュマロとサクランボがトッピングされ、最後にロータスクッキーを刺した、どこかレトロで可愛いビジュアルです。

この珍しいセパレートタイプのグラスは、ガラスアーティストの渡邉祥彦（わたなべよしひこ）さんの作品。吹きガラスで一つ一つ作られています。内側真ん中の仕切りは、一体どのように作っているのか不思議！

ボディーに光る店名は、字体にも味があります。燻したように渋く光る金色は、どことなくお店入口のドアノブやビルの回転扉などに使われている真鍮の色ともリンクしています。

飲み口の形は、キュートな「四葉」と「星」の2種類。どちらになるかはお楽しみだそう！容量から形、飲み口、店名の字体や色まで細かくオーダーしたグラスはそれぞれ味があり、眺めているだけでも時間がたつのを忘れてしまいそう。

「虹」というネーミングは、目で見ても楽しめて明るい気持ちになるように、またこの瞬間にココでしか出会えない奇跡のような感動を味わってもらいたいという想いで付けられました。

同店は2003年の開業以来、同ビルや近隣の会社に勤めるサラリーマンの胃袋を満たす、お昼の「日替わり弁当」を中心に親しまれてきましたが、4年前からメニューを刷新。

ランチの種類を増やし、内容も店内での手作りに変更、季節ごとのスイーツもメニューに加わりました。また昨年から店内を全面禁煙とし、これまで以上に多くの方に愛される喫茶店を目指しています。

更なる進化を模索していた時、SNSでセパレートグラスを使ったクリームソーダに出会い、8番館でも名物となるようなグラスを作りたいと、渡邉さんにオーダーすることに。

メニュー開発を行った山本さんは「“虹”には新たな世代にも来店してもらえる“架け橋”という意味合いも込められています。この先長くお店の名物メニューとなれば」と話していました。

そもそも「神港ビルヂング」は1939年に竣工し、近代化文化産業遺産に指定された現役のオフィスビル。

東側入口には重厚な回転扉が現存しています。丁寧に手入れを続けながら当時のまま保たれた建物内部に入ることができるのも魅力（1階のみ）！

回転扉を入ると右手が『8番館』。壁に作られたウィンドーには、前オーナーの趣味で集められた、貴重なコカ・コーラコレクションも観ることができますよ。

場所
Café Rest 8番館
（神戸市中央区海岸通8 神港ビルヂング1F）

営業時間
平日 10:30〜17:00
土曜 11:00〜17:00
※スイーツ 14:00～
（虹は終日オーダー可能）

定休日
日曜日・祝日