【どうする?西堀ローサ】新潟市が民間事業者との対話を重ねていく「サウンディング型市場調査」実施を発表
新潟市経済部長の小野秀之氏
新潟市は8月5日、今年2月に市有化を発表した「西堀ローサ」について、サウンディング型市場調査により民間事業者との対話を行っていくことを発表した。
サウンディング型市場調査とは市有地などの活用検討において、民間事業者から広く意見を集め、利活用するためのアイデアや意見を把握するもの。通常のサウンディング型市場調査では一定の条件を市が定め、期間を決めて募集することが一般的だが、今回は広く民間事業者の意見を伺いながら、対話を重ね、西堀ローサの今後の構想や計画に反映していくとしている。
西堀ローサの入り口、新潟市中央区西堀前通
西堀ローサ、店舗区画は約1000坪(46区画)、全長約330メートル
今後のスケジュールは、8月下旬から施設情報提供を開始、その後事業者との対話を進めていき、令和7年度中には基本計画を策定。令和8年度以降に運営事業者を公募していく予定だ。
新潟市経済部長の小野秀之氏は、「素晴らしいアイデアと経営力をもって、運営事業者となりうる事業者、また施設の出店に関心のある事業者、新潟市との公民連携事業に関心のある事業者などから提案を広くお待ちしている」と話した。