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ジュニア空手で全日本V 山城中2年 鈴木芽衣さん〈平塚市〉

タウンニュース

優勝杯を掲げる鈴木さん

山城中学校2年の鈴木芽衣さん(実践総合空手武心塾カラテ本部道場・田代恭崇塾長)が3月に行われた「第3回極真全日本ジュニアファイナルカップ」の中学1年生女子軽量の部で優勝した。4月24日には平塚市役所を訪れ優勝を報告した。

大会は突きや蹴りなどの直接打撃制(フルコンタクト)の組手試合。鈴木さんは昨年夏、総極真指定の大会で優勝し、この選抜大会の出場資格を得た。同部門には11人が出場し優勝を争った。

1試合目、2試合目と順調に勝ち上がり、決勝ではライバル関係にある秦野の選手と対戦。動きの速い相手に合わせて手数の多さで動きを止めた。得意の正拳段中突きも多数ヒットし、接戦の中、判定勝ちを収めた。鈴木さんは「達成感でいっぱい。とてもうれしかった」と喜びをにじませる。

泣き虫から大きく成長

幼稚園年中の頃から空手を始めた鈴木さん。体格がよく力も強かったが、小学3年から重量別に部が分かれると、思うように勝てず涙を流すことも多かったという。田代塾長は「小さい頃から見ていたので感無量。これからもうちに欠かせない存在として後輩たちを引っ張っていってほしい」と話す。

武心塾に2つ年上の憧れの先輩がいて、「ここまで続けられたのはその背中のおかげ」と振り返る鈴木さん。6月には国内最高峰の大会の予選が控え、「安定して全国へ進めるよう励みたい」と意気込んだ。

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