津波の一時避難場所にも!『ALFALINK尼崎』で倉庫探検&避難訓練を体験 尼崎市
みなさん、尼崎市道意町にある大規模多機能型先進物流施設『ALFALINK尼崎』をご存じですか?同施設は尼崎市と包括連携協定を締結しており、津波発生時には一時避難場所として活用されるなど、地域の防災拠点としての役割も担っています。
そんな『ALFALINK尼崎』で5月31日に開催された「倉庫探検ツアー&避難訓練(事前予約制)」を体験してきたので、その模様をレポートします。
最初に、敷地内にある共用棟『ALCO BRIDGE』の2階に併設されたカフェテラス『ALCO TERRACE』で開会式が行われました。
カフェの入口付近では、尼崎市災害対策課による「防災展示」も実施。
「防災クイズ」や「防災パズル」、もしもの時に役立つ「備蓄品」などが分かりやすく紹介されており、子どもから大人まで楽しみながら防災について学べる内容でした。
「備蓄品(避難セット)」の見本展示も。こちらの避難セットは、同施設に約300人分用意されているそうです。
定刻になり、いよいよ「倉庫探検ツアー&避難訓練」がスタート。今回は保護者同伴の未就学児から小学生までを対象としており、会場には続々と親子連れが集まってきました。
【倉庫探検ツアー】
倉庫探検ツアーの舞台は、普段一般の方は入ることができない『尼崎SOUTH』。さまざまな物流企業が利用している倉庫施設です。
顔認証などでセキュリティが厳しいエリアで、隣の部屋には施設内の全ての防犯カメラをチェックする監視ルームも。厳格なチェックの様子に少し緊張感が漂います…!
エレベーターで3階まで上がると、そこには物流サービスを担う各企業が利用している区画が!普段はたくさんの荷物がここに集められ、仕分けされているそうです。
施設の床面積を全て合わせると“甲子園球場約9個分”に相当する広さだそうで、広大さに度肝を抜かれます。
【避難訓練】
ここからがいよいよ「避難訓練」の始まりです。通常はトラックなどが通行する道を3階→6階まで徒歩で移動します。最初は「楽勝!」と思っていた筆者ですが、進むうちに少しずつ息が上がっていき、日頃の運動不足を感じました。
なんとか目的地の6階に到着…!子どもたちも最後まであきらめることなく一生懸命歩く姿が微笑ましかったです。
階数的には3階分を上りましたが、通常のマンションに換算すると11階建て分だというのを聞いて「そりゃしんどいよ」と自分を納得させていました(笑)。
この屋上は災害が起こった時の「一時避難所」で、一番端まではっきり確認できないほどの広さとなっています。
小学生の娘さんと赤ちゃんを連れて参加したお父さんは、「とても楽しく、貴重な体験ができた。身近にこんな施設ができたのはとっても心強い」と話しており、いざという時の避難場所として頭に入れておけば一つの安心材料になりますね。
また、施設の入口近くの広場には普段はベンチとして利用しているものが、いざという時には「かまど」に変身する「かまどベンチ」も設置されています。ここで火をおこして暖をとったりお米などが炊けるのだとか!
今回貴重な体験をさせていただき、改めて防災に対する知識や情報を得ることの大切さを学びました。同施設では今後も地域住民が楽しめるようなイベントや防災訓練を実施する予定だそうです。
場所
ALFALINK 尼崎
(尼崎市道意町7丁目)
施設でのイベント開催について
イベントや防災訓練の開催情報は施設の公式サイト・SNS等で告知されます