「魚焼きグリル」の意外と知らない丸ごと掃除術。「外せること知らなかった…!」「掃除しやすい」
コンロの魚焼きグリルを使った後のギトギトの油汚れや焦げつきは、掃除が大変ですよね。放置してしまうと、中が見えないほどガラス面が真っ茶色になることも……。そこで今回は、家事代行マッチングサービス「タスカジ」のみけままさんに、魚焼きグリルの掃除方法を教えていただきました。
教えてくれたのは……タスカジのみけままさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。20年以上もの間、家事代行・ハウスクリーニングに携わり、経験を生かしたテクニックで家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジで講師としても活動している。テレビ・雑誌・WEBなど各種メディアにも多数出演し、生活に役立つ家事ワザを紹介している。
魚焼きグリルで汚れが溜まりやすい場所は
魚を焼いた後のグリルのお掃除は面倒ですよね。キッチンの中で、ついうっかり忘れてしまいがちな場所のひとつです。じつは、網やプレートだけではなく、「扉のガラス面」にも汚れが溜まっています。中が見えないくらいに茶色く汚れている場合も多々あります。
そこでおすすめなのが、ガラス面を取り外して丸ごと洗う方法です。意外と知られていないのですが、このガラス面は取り外しが可能! 外して洗ったほうがお掃除しやすく、キレイになりますよ。
「外して洗う」が正解!魚焼きグリルのガラス面の取り外し方
グリルを開いて網やトレイなどを外すと、ガラス面の下部にレバーが設置されています。
このレバーを押し下げます。
つまみ部分を手前に引くと、簡単に取り外すことができます。
内側のボタンを押すだけで取り外せるタイプもあります。取扱説明書を確認してみてくださいね。
魚焼きグリルを丸ごと洗う方法
パーツを全部取り外したら、油汚れに強い洗剤を使ってピカピカにしましょう!
用意するもの
・「ウタマロクリーナー」や「キッチンマジックリン」など
・不要になったプラスチック製のポイントカードやハードタイプのスポンジ
・クリームクレンザー
・クロス
1.洗剤をかけて放置する
取り外したガラス面に洗剤をかけて、5〜10分放置します。
網やグリルトレーも汚れていたら、一緒にキレイにしていきましょう。
汚れがひどい場合は「50℃ぐらいのお湯」に5分ほどつけ置きしてから取り出し、洗剤を吹き付けてさらにつけ置くと効果的です。
2.汚れをこそげ取る
油が焦げたような汚れは、プラスチック製のポイントカードで汚れをこそげ取ります。こびりついて落とせない頑固な汚れの場合は、ハードタイプのスポンジを使ってギュッとこすり洗いします。
3.クリームクレンザーをプラスすると効果アップ
ここに、クリームクレンザーを2~3滴ほど混ぜてこすり洗いすると、研磨力がアップして汚れが落ちやすくなりますよ。
※フッ素加工されたグリルトレーなどには、クリームクレンザーを使用しないように注意しましょう。
4.洗い流して拭きあげる
最後は洗剤が残らないようにしっかりと洗い流し、クロスで拭きあげます。コンロ本体側のグリルまわりが汚れていたら拭き掃除をし、元に戻したら完了です。
面倒だからと後回しにしてしまいがちですが、お掃除しやすい方法を知っておくことで常にキレイな状態を保ちやすくなります。ぜひ試してみてくださいね!
取材協力:タスカジ、タスカジ研究所
shukana/webライター