繊細で華やかな一皿に魅せられる♡神戸・トアロード『Vita』の探求心あふれるイタリアン 神戸市
「彩りあやなす一皿で、味も素晴らしいイタリアンがある」と友人のシェフから聞きつけた記者。さっそく、トアロードのマンション下の専門店街なかほどにある『Vita』(神戸市中央区)へ足を運びました。
トアロードからは、100メートルほど内側に入ったところにあります。
お店を営むのは、気さくでハンサムなオーナーシェフの西野さん。オープンキッチンで真剣に調理する様子は目の保養になります。野菜と肉は兵庫のものを基本とし、魚は高知の宿毛のものが中心。
シェフは2012年から2019年までイタリアンレストラン『Felice』を経営。その後コロナ禍を経て、2023年にこちらの店舗をオープンしました。
イタリア料理店のみならず、フランス料理系のお店で修業していたこともあり、どちらの長所も取り入れたうえで和のエッセンスも巧みに取り入れたイノベーティブなイタリアンです♪
今回は8,800円(税込)の8皿のコースから、4皿実食しました。こちらはオードブルの新鮮な高知のいさきとピンクのジュレ。「このピンクは優しさからできています。赤しそも入ってますが」とお茶目なシェフ。
お刺身の下には直火で仕上げた濃厚な焼きナスが敷かれています。
各料理は、ピンセットを使って美しく仕上げられていきます。
2皿目のオードブルでいつも定番なのがこちらの「但馬牛の経産牛のVita風」。
レア感を残した絶妙な火入れが見事!ローストではない秘伝の調理方法で肉のうまみをぎりぎりまで引き出しています。
サシも脂っぽさもないのに濃厚な肉汁が口の中でじゅわり♪「カイノミ」というフィレとバラの間の肉で、フィレに近い肉質です。
下に敷かれているのは、自家製コンソメのスープ。コンソメのスープは非常に手間と時間がかかるので、自家製ということにシェフの料理にかける情熱を感じます♡七輪で焼いた旬のホワイトトウモロコシにぴったりです。
コース内のパスタとして「鮎のパスタ」。こちらは上に1匹分の鮎の身が載っているのですが、何と1人前のソースにも鮎1匹分が使われているという、贅沢すぎる味わいです。麺は自家製のタリオリーニ。
緑のソース、一見バジルに見えますよね。でも日本食でアユと合わせる超定番の薬味!そう、蓼のソースなんです。そして上には穂紫蘇が載っており、風味と愛らしさを添えています。
こちらはメインの鴨のロースト。赤い葉は、大きく育ったアマランサス。ソースはフォンドヴォーとバルサミコ酢を煮詰めたもの。
店内には七輪も備えられ、炭火で焼いた野菜なども供されます。
クラシックな調理法もしっかり駆使しつつ、最新の調理法やフレンチや和のエッセンスも取り入れる…。そんな西野のシェフの世界は非常に魅力的でした。
場所
Vita(ヴィータ)
(神戸市中央区中山手通3-2-2 1F)
営業時間
月曜日、火曜日
12:00~13:00(L.O.)、18:00~20:00(L.O.)
木曜~日曜日
12:00~13:00(L.O.)、18:00~20:30(L.O.)
定休日
水曜日